2025年12月、クレジットカードの請求額が30万円を超えた。
2026年8月現在の総資産は約1,800万円。それでも、銀行口座から大きな金額が引き落とされるのを見ると心臓が痛い。
資産の内訳は、株式約1,600万円、現金約200万円。同世代の中央値で考えると俺は十分にお金を持っていると思う。
しかし、一般論と個人の感情は全く同じじゃない。俺は不安になった、それだけが事実なんだ。
この記事で、現金200万円で本当に大丈夫なのかを考えてみる。
資産1,800万円のうち、現金は約11%しかない

現在の資産内訳は次のとおり。
| 資産 | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| 株式・投資信託 | 約1,600万円 | 約88.9% |
| 現金 | 約200万円 | 約11.1% |
| 合計 | 約1,800万円 | 100% |
株式資産は、国内株式約50%、投資信託約30%、米国株式約20%。株式の中では分散しているが、総資産の約9割が値動きのある資産だ。
銀行口座に1,800万円が入っているわけではない。すぐに使えて、金額が変わらないお金は200万円だけである。
資産がここまで増えた経緯は、別の記事にまとめている。
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【36歳会社員】5年で資産150万円→1,800万円|年間300万円を投資できた理由
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年末のカード請求30万円超で、現金100万円が怖くなった

現金が少ないと強く感じたのは、2025年12月だった。
年末は普段の3倍ほど飲み会が多かった。会社の後輩が増え、俺が奢る場面も増えた。イレギュラーな月とはいえ、カードの請求額が30万円を超えた。
見たのは証券口座ではなく、銀行口座だけだ。株式資産がいくらあっても、カードの支払いには現金が必要になる。
以前は、貯金が100万円台から2桁万円へ落ちると不安になった。現金200万円まで増やせば安心できると思ったが、今度は200万円を下回るのが怖くなった。
現金は増えたのに、安心できる最低ラインまで一緒に上がった。 不安にもインフレがあるらしい。
現金200万円のうち、生活防衛資金は100万円だけ

毎月の生活費は約17万円。現金200万円は、単純計算で約11.8か月分になる。
ただし、俺は200万円を次のように分けて考えている。
| 現金の役割 | 金額 |
| 生活防衛資金 | 100万円 |
| 株価下落時の追加投資資金 | 100万円 |
| 合計 | 200万円 |
追加投資用の100万円を使わない前提なら、純粋な生活防衛資金は約5.9か月分しかない。
生活防衛資金を100万円にしたのは、6か月分を計算したからではない。単に区切りがよかったからだ。たぶん大丈夫だと思っていた。
現金が少なくて不安なのに、その半分は暴落したら株へ変えるつもりでいる。だから、200万円すべてを生活防衛資金とは考えられない。
現金200万円は楽天銀行の普通預金にまとめている。生活防衛資金と追加投資資金を口座で分けていないため、残高が200万円を下回ると余計に不安になるのかもしれない。
生活費17万円の内訳は、別の記事で公開している。
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【36歳独身】男のリアルな1か月の生活費|東京一人暮らしで月17万円あれば足りる?
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投資を止めず、約2年かけて現金を100万円増やした

現金100万円から200万円へ増やすまでには、約2年かかった。2024年4月ごろから貯金を増やし、2026年4月に200万円へ到達した。
毎月2万~3万円、ボーナスから年間約20万円を現金として残した。一方、毎月5万円のオルカン積立は減らさず、現金を作るために株を売ることもしなかった。
投資を続けながら、少しずつ現金を増やした。
200万円へ到達してからは、余剰資金のほぼすべてを再び投資へ回している。200万円を下回るのは怖いが、超えた分は株を買いたくなる。
含み益が3日で200万円減ったのに、怖くて買えなかった

2024年8月の大幅下落では、3日ほどで含み益が約200万円減った。
証券口座は1日に10回ほど確認した。Xには株価下落に対する阿鼻叫喚の投稿が並び、まだ下がるのではないかと不安になった。
結局、株は追加購入しなかった。株価が戻るか分からず、これ以上下がるかもしれないと怖くなったからだ。
その後、株価が戻ったときは、安心より「あのとき買っておけばよかった」という後悔のほうが大きかった。
下落時に買うための現金があっても、実際に買えるとは限らない。 俺には買うお金より、買う勇気が足りなかった。
平均生活費17万円でも、カード請求が50万円の月があった

過去に最も大きかった臨時支出は、友人の結婚式だった。結婚式と二次会で楽しくなり、出費を気にせず祝っていたら、その日だけで約30万円使っていた。
楽しかった。楽しかっただけなのに翌日には絶望感に苛まれる。まさに気持ちのジェットコースター。あの2日間を俺はきっと忘れない。
2023年6月のカード請求額は約50万円。生活防衛資金100万円の半分が、一度の請求で消える金額だ。引っ越しにも、初期費用と引っ越し料金を合わせて約30万円かかった。
さらに、2020年に購入した車のローンが残っている。奨学金も44歳まで毎月約2万円を返済する。
平均の生活費だけを見て「100万円あれば大丈夫」と考えるのは、少し楽観的だった。
暴落と収入減少が重なったら、投資より生活を優先する

株価が暴落した時期に収入がなくなったら、追加投資用の100万円も生活費に使うと思う。
それでも足りなければ、毎月5万円のオルカン積立と配当金の再投資を止める。月額約7,000円のジムを辞め、昼食を弁当に変えれば、月2万円ほどは生活費を減らせそうだ。
最後は個別株から売る。親や知人に頼る選択肢は考えていない。
「暴落したら買う」より、生活を守るほうが先である。
40歳で退職するときは、空き家代とは別に現金500万円を持ちたい

会社員の今は、現金200万円でもすぐには困らない。手取りは月約30万円で、毎月の給料から現金を補充できるからだ。
しかし、俺は40歳で会社を辞めて山奥で暮らしたい。退職時には、空き家の購入費約100万円を別に残したうえで、生活費とDIY費用として現金500万円くらいは持っていたい。
現在の生活費17万円を2年分で計算すると408万円。現金500万円なら約92万円の余裕が残る。ただし、山奥での生活費とDIY費用はまだ計算していない。
退職直後に株価が暴落しても、退職するつもりだ。だからこそ、株を売らずに暮らせる現金を先に用意する必要がある。
会社員の今は現金200万円、退職時は空き家代と別に500万円。必要な現金は、収入があるかどうかで変わる。
収入と資産が増えても不安が消えなかった理由は、別の記事でも書いている。
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【36歳会社員】給料が200万円増えても将来の不安が消えなかった
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まとめ|使わずに残せる100万円の少なさが不安だった

総資産は約1,800万円あるが、現金は200万円。そのうち100万円は追加投資用なので、純粋な生活防衛資金は約5.9か月分になる。
過去にはカード請求が50万円になった月もあり、車のローンと奨学金も残っている。
俺が不安だったのは現金比率だけでなく、一つの200万円に何個も役割を持たせていたことだった。
当面は現金200万円を維持しながら投資を続ける。40歳で退職する前には、空き家代とは別に現金500万円を用意したい。
同じように現金が少なくて不安なら、平均生活費だけでなく、過去最大の支出や残っているローンまで書き出すと、必要な金額が見えやすくなる。
整理は大切。