キャンプ初心者の俺が、奥多摩にある川井キャンプ場でデイキャンプをしてきた。
持っていったのは、食べ物、テント、モバイルバッテリー、軍手だけ。足りない焚き火台とチェアはキャンプ場で借りた。
初めてのテントは20分で設営でき、焚き火は想像以上に楽しかった。ただし、河原の石は背中に刺さり、マシュマロからは枝の味がして、火の粉でパンツに穴が開いた。初心者らしい一日になったと思う。
キャンプ場で過ごした一日の流れ
初めてのキャンプ地は「河合キャンプ場」。江戸川区からの移動は約2時間30分。
当日の流れを先にまとめると、次のとおりだ。
| 時間 | やったこと |
|---|---|
| 10:00 | 到着、チェックイン、河原へ移動 |
| 10:30 | テントを設営。約20分で完成 |
| 11:00 | 焚き火台とチェアをレンタル。薪を購入 |
| 12:00 | サンドイッチを食べながら缶ビールを飲む |
| 12:00〜14:00 | 焚き火を眺め、マシュマロを焼く |
| 15:00 | 残った薪を燃やし、火の粉でパンツに穴が開く |
| 16:00 | 片付けとテントの撤去 |
| 16:30 | チェックアウト |
滞在時間は約6時間30分。宿泊はしていないが、テントの設営、焚き火、食事、片付けまで一通り経験できた。
持参した物は4種類。足りない物は現地で借りた
自宅から持っていった物は、次の4種類だ。
| 種類 | 持っていった物 |
| 食べ物・飲み物 | マシュマロ、自作のサンドイッチ、缶ビール |
| テント | BUNDOK BDK-18 |
| 電子機器 | モバイルバッテリー |
| 作業用 | 軍手 |
チェア、テーブル、マット、寝袋、焚き火台は持っていない。焚き火台とチェアは、川井キャンプ場でレンタルした。焚き火用の薪は現地で購入した。
初心者が最初から道具を全部買わなくても、現地で借りられる物を使えばデイキャンプはできる。 ただし、レンタル品や利用条件は変わる可能性があるため、行く前に最新情報を確認したほうがいい。
テントだけと言いながら、食べ物とモバイルバッテリーは持っている。文明を捨てる覚悟まではなかった。
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10時30分|初めてのテントは約20分で設営できた

10時に川井キャンプ場へ到着してチェックイン。テントを設営する河原まで移動し、10時30分から準備を始めた。
使用したテントは、BUNDOKの「BDK-18」だ。初めての設営だったが、約20分で形になった。早いのか遅いのかは分からないものの、個人的には早く設営できたと思っている。
テントが完成したので、中で横になってみた。そこで気づいた。
河原の石が硬くて痛い。座る場所もなく、テントの中でも寝転べない。石に背中を刺されているようだった。
テントの床には生地があるが、石の凹凸を消してくれるほど厚くない。デイキャンプなので起き上がれば済むが、この状態で一晩寝るのは無理だと思った。
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11時|焚き火台とチェアを借りたら一気に快適になった
座る場所がなかったため、11時に焚き火台とチェアをレンタルした。焚き火用の薪も購入した。
薪は、農業で使う収穫かごの中いっぱいに入っていた。実際、15時になってもまだ残っていた。
薪を組み、火がつき、炎が大きくなっていく。やることは火を見て、ときどき薪を動かすくらいだ。
焚き火は楽しい。
これまで「火を見ていると落ち着く」と聞いても、正直よく分かっていなかった。しかし、実際に椅子へ座って炎を眺めていると、本当に落ち着いた。
12時|自作サンドイッチとビールをカラスに狙われた

12時になり、昼ごはんを食べることにした。
持ってきたのは、家で作ったサンドイッチだ。食パンにハムとチーズを挟み、マヨネーズとケチャップを入れただけ。凝ったキャンプ飯ではないが、調理器具を使わずに食べられる。
サンドイッチを食べながら、缶ビールを飲む。焚き火も燃えている。初心者のデイキャンプとしては、これで十分だった。
近くの木には、カラスが止まっていた。食べかけのサンドイッチをバックパックの上へ置いた瞬間、こちらへ飛んできた。
俺のご飯を狙っていたらしい。不届き。
サンドイッチを食べ終えると、カラスはどこかへ飛んでいった。用が済んだら帰る。目的がはっきりしている。
テーブルがなかったため、食べ物をバックパックの上へ置いてしまった。食べ物を放置せず、手元か閉じられる袋へ入れておくべきだった。
カラスがいなくなったあとも、焚き火は楽しかった。
14時まで焚き火を眺め、枝でマシュマロを焼いた
昼ごはんのあとは、14時ごろまで焚き火をしながら、ぽけーっと過ごした。
小腹がすいたので、持ってきたマシュマロを焼くことにした。しかし、マシュマロを炎へ近づけるための串や割りばしを持っていない。
そこで、落ちていた枝を川で洗って使った。
焼けたマシュマロから、若干枝の味がした。
キャンプらしさは出たが、衛生面を考えると人には勧められない。次回はマシュマロより先に、長い串か割りばしを忘れないようにしたい。
15時|残った薪を燃やしたらジョガーパンツに穴が開いた

15時になっても、薪はまだ残っていた。使い切ろうと思い、一気に焚き火へ入れた。
火が大きくなると、火の粉が飛んできた。そして、履いていたユニクロのジョガーパンツに穴が開いた。
パンツの素材はポリエステルだった。少なくとも今回履いていた物は、火の粉に耐えられなかった。
焚き火の近くでは、服の素材と火との距離を気にしたほうがいい。 薪を一気に燃やすのではなく、片付けの時間から逆算して燃やす量を調整するべきだった。
焚き火は楽しかった。しかし、パンツ代まで含めると、無料の娯楽ではない。
16時|テントの撤去も約20分で終わった
16時から片付けを始めた。テントの撤去にかかった時間は、設営と同じく約20分だった。
日帰りで荷物が少なかったこともあり、テント撤去を含めて30分くらいで撤収作業は完了した。
16時30分にチェックアウト。朝10時から夕方まで、ほぼ一日を河原で過ごした。
経験者のキャンプは基地のように見えた

周りには、明らかに経験者らしいキャンパーが何人かいた。
焚き火台、テーブル、チェアなど、いろいろなキャンプ道具を持っている。テントの上にタープを張っている人もいた。
基地っぽくて、格好いい。
36歳になっても基地が好きなんだな、俺。
コーヒー豆を挽いている人もいれば、読書をしている人もいた。キャンプだから全員が料理や焚き火を頑張る必要はない。楽しみ方は人それぞれなのだと思う。
俺は焚き火が一番楽しかった。何も考えずに火を見ている時間が、自分には合っていた。
宿泊するならマットと寝袋は必須だと思った
今回、宿泊ではなくデイキャンプにして本当によかった。
河原の石が背中に刺さり、そのままでは寝られない。テントがあっても、地面の硬さと冷たさは消えなかった。
俺が川井キャンプ場で宿泊するなら、マットと寝袋は必須だと思う。 特にマットがなければ、寝袋を用意しても石の凹凸は残る。
問題は荷物だ。今回使ったバックパックは容量33L。デイキャンプでは、テント、食べ物、モバイルバッテリー、軍手だけだったので運べた。
ここへマットと寝袋を追加したら、本当に全部入るのだろうか。
入ったとしても、背負って電車と徒歩で移動できる重さなのか。テントを買ったあとは、バックパックの収納問題が待っていた。
まとめ:道具は借りられたが、失敗までは借りられなかった

食べ物、テント、モバイルバッテリー、軍手だけを持って、川井キャンプ場でデイキャンプをした。足りない焚き火台とチェアは現地で借りられたため、最初からキャンプ用品を全部そろえる必要はなかった。
初めてのテントは約20分で設営でき、焚き火を眺める時間は楽しかった。一方で、河原の石、カラス、枝味のマシュマロ、火の粉で開いたパンツの穴も経験した。
キャンプ初心者が最初に試すなら、宿泊よりデイキャンプのほうが始めやすい。 不便を感じても夕方には帰れるし、自分に必要な道具を実体験から判断できる。
次に宿泊するなら、マットと寝袋が必要だ。あとは、その二つとテントと食べ物が33Lのバックパックへ入るのかを確認しなければならない。
デイキャンプは終わったが、徒歩キャンプの荷物問題はここから始まる。