36歳、独身、年収550万円の会社員。
2026年8月現在、俺の資産額は約1,800万円ある。内訳は株式資産1,600万円、現金200万円だ。
「それだけあれば十分だろ」と思われそうだけど、俺は今も将来が不安だ。
今回は、2022年からの資産推移と、40歳までに5,000万円を目指す理由を公開する。
先に結論を書くと、全員が安心できる共通の貯金額なんてない。少なくとも俺は、1,800万円あっても安心できなかった。
36歳独身会社員の資産額は約1,800万円
2026年8月現在、俺が持っている資産は約1,800万円。
内訳は次のとおり。
| 資産 | 金額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 株式資産 | 約1,600万円 | 約89% |
| 現金 | 約200万円 | 約11% |
| 合計 | 約1,800万円 | 100% |
「貯金」という言葉を使っているけど、現金だけで1,800万円を持っているわけではない。
現金は200万円で、残りの1,600万円は株式資産だ。
つまり、俺の資産のほとんどは株価によって毎日値段が変わる。
昨日1,800万円あったからといって、明日も1,800万円あるとは限らない。
銀行口座に置いてある現金と、値動きする株式資産は同じではない。
この違いが、資産額のわりに安心できない大きな理由になっている。
30代独身男性の貯金はいくらあれば安心なのか

30代の貯金額を調べると、平均や中央値が出てくる。
J-FLECの「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」をもとにした年代別データでは、30代単身世帯の金融資産保有額の中央値は100万円と紹介されている。
ただし、この数字を見て「100万円あれば安心」と考えるのは違う。
住んでいる場所、家賃、年収、毎月の生活費、結婚する予定、住宅を買う予定、親の介護、老後に望む生活。
必要なお金は、その人の条件によって変わる。
この調査で書かれている「金融資産」は、将来に備えて蓄えている預貯金や株式などを対象としている。つまり、日常の支払いに使う預金などはそもそも入っていない。
単純に自分の銀行残高と比べる数字でもないけど、平均より多いか少ないかは、目安にはなる。
でも、平均を超えた瞬間に将来の不安が消滅するわけではない。
俺の資産は1,800万円あるから、少なくとも中央値よりはかなり多い。
それでも不安は普通に残っている。
結局のところ、「周りより持っているか」と「自分が安心できるか」は別問題なんだ。
俺の資産は2022年の150万円から始まった
今でこそ資産は約1,800万円あるけど、最初から持っていたわけではない。
俺の資産推移は次のとおり。
| 年 | 資産額 |
| 2022年 | 約150万円 |
| 2023年 | 約500万円 |
| 2024年 | 約1,000万円 |
| 2025年 | 約1,500万円 |
| 2026年8月現在 | 約1,800万円 |
2022年から2026年8月までに、資産は約1,650万円増えた。
株式投資を始めたのも2022年からだ。
数字だけを見ると、かなり順調に増えている。
2022年から2025年までは、毎年のように資産額が大きく伸びた。
こうやって表にすると、まるで俺が投資の才能に目覚めたように見える。
しかし、そんな格好いい話ではない。
俺自身は、今のところ運がいいだけだと思っている。
相場がよかった。たまたま利益が出た。結果として資産が増えた。
もちろん、節約して投資に回すお金を作ったことには意味があったと思う。
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でも、この増え方が今後も続く保証はどこにもない。
過去4年間の成績を見て「この先も同じように増える」と考え始めたら、たぶんそこが一番危ない。
資産形成を支えたのは株式投資だけではない

俺の資産が増えた理由は、株式投資だけではない。
2021年に転職して、年収が350万円から450万円に上がった。
年収が一気に100万円増えたことで、生活費を払ったあとに残せるお金も増えた。
さらに転職後の仕事もうまくいき、2025年の年収は550万円になった。
2021年の転職前と比べると、年収は200万円増えたことになる。
株式投資で利益が出たことは大きい。
でも、投資に回す元手を作れたのは、転職して収入が増えたからでもある。
どれだけ運用成績がよくても、入金するお金がなければ資産が増える速度には限界がある。
そういう意味でも、俺は2021年に転職してよかったと思っている。
転職しただけで誰でも年収が上がるわけではないし、転職後の仕事が必ずうまくいく保証もない。
それでも俺の場合は、転職が収入と資産形成の両方を変える大きなきっかけになった。
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資産1,800万円あっても不安な理由

なぜ俺は1,800万円あっても安心できないのか。
理由は、資産額の大部分が株式だからだ。
株式資産は現金ではない
俺の株式資産は約1,600万円。
全資産の約89%を占めている。
株価が10%下がれば、単純計算で評価額は約160万円減る。
30%下がれば約480万円減る。半分になれば800万円が消える計算だ。
もちろん、売却しなければ損失が確定するわけではない。
それでも、資産額の表示が短期間で数百万円減る可能性はある。
長期・積立・分散によってリスクの軽減は期待できても、「必ずもうかる」に変わるわけではない。
証券口座に表示される1,600万円は、俺にとって心強い数字ではある。
同時に、絶対に失われない1,600万円ではない。
会社員の給料が永遠に続く保証もない
現在の年収は550万円。
毎月給料が入ってくるから、今は普通に生活できている。
でも、この年収が40代、50代、60代まで続く保証はない。
転職するかもしれない。病気になるかもしれない。会社の状況が変わるかもしれない。
独身は、自分の稼ぎが止まったときに代わりに生活を支えてくれる配偶者がいない。
自由な代わりに、最後は自分でどうにかするしかない。
俺が資産を増やしたいのは、大金を使って派手に遊びたいからではない。
将来の自分が働けなくなったときの逃げ道を作っておきたいからだ。
目標額を上げると不安も終わらない
150万円の頃は、500万円あれば少し安心できると思っていた。
500万円になったら、次は1,000万円を目指した。
1,000万円になったら、1,500万円。
そして1,800万円になった現在は、5,000万円が欲しいと思っている。
ゴールが逃げている。
俺が追いかけているのか、5,000万円のほうが逃げているのか分からない。
資産が増えれば、確かに選択肢は増える。
ただ、金額だけで不安を完全に消そうとすると、いくらあっても足りないのかもしれない。
40歳までに資産5,000万円を目指している
俺の現在の目標は、40歳までに資産5,000万円を持つことだ。
現在の1,800万円から考えると、あと3,200万円必要になる。
はっきり言って簡単な目標ではない。
運用益だけで1,800万円を4年間で5,000万円にするには、追加投資を考えない単純計算で年率約29%のペースが必要になる。
そんな高い利益を当然の前提にするのは危険だ。
年収550万円の会社員が、給料だけで毎年800万円ずつ資産を増やすこともできない。算数が容赦なく夢を殴ってくる。
だから、5,000万円は「この金額まで必ず増える」という予測ではない。
あくまで俺が目指したい目標だ。
今後の株価次第では届かない可能性も十分にある。
むしろ、現在の1,800万円を下回る年があってもおかしくない。
目標は持つ。
でも、目標どおりに相場が動いてくれるとは思わない。最近は資産に対して、このくらいの距離感でいたほうがいいと考えている。
株式投資で必ず稼げるとは思っていない

2022年から株式投資を始めて、資産は大きく増えた。
だからといって、俺は「株を買えば誰でも金持ちになれる」とは思っていない。
俺のやり方を真似すれば、同じ結果になるとも思わない。
今のところ、俺は運がいいだけだ。
これは謙遜ではなく、本気でそう思っている。
たまたま投資を始めた時期がよかった可能性がある。たまたま選んだ銘柄が上がった可能性もある。
相場が逆に動いていたら、資産推移の表はまったく違う数字になっていたはずだ。
投資に回した金額、買った商品、売買のタイミング、取れるリスクは人によって違う。
この記事で公開しているのは俺の結果であって、誰にでも再現できる攻略法ではない。
投資はゲームみたいに、攻略サイトどおりに進めれば必ずラスボスを倒せるものではない。
しかも、コンティニューするときに必要なのはゲーム内通貨ではなく、自分の金だ。笑えない。
まずは資産額より毎月の生活費を把握したほうがいい
「いくら貯金すれば安心なのか」を考えるなら、他人の資産額を見る前に、自分が毎月いくら使っているかを確認したほうがいい。
俺の場合、東京で一人暮らしをする生活費は月17万円前後だった。
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単純計算すると、年間の生活費は約204万円になる。
現金200万円なら、おおよそ1年分の生活費に相当する。
一方、月30万円使う人にとって、200万円は7か月にも満たない。
同じ貯金額でも、毎月の支出によって安心できる期間は変わる。
だから、「30代なら貯金1,000万円必要」といった一つの金額だけを信じても意味がない。
必要なのは、まず自分の生活費を知ること。
そのうえで、何年分の生活費を現金で持つのか、将来のためにどこまで資産を増やしたいのかを考える。
俺も節約するときは、食費を極端に削るより固定費を先に見直している。
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他人の貯金額は参考にしても、競争しなくていい

30代独身男性の貯金額を検索する人は、たぶん不安なんだと思う。
俺も同じだ。
自分は少なすぎるのか。同年代はもっと持っているのか。このままで老後は大丈夫なのか。
気になり始めると、他人の資産額ばかり目に入る。
でも、年収も生活費も家庭環境も違う人と比べ続けても終わりはない。
上には上がいる。
資産1,800万円を持つ俺が5,000万円を見て不安になり、5,000万円を持つ人は1億円を見て不安になる。
たぶん1億円を持っている人も、さらに上を見ている。
人間の欲望は、証券口座よりスケールがでかい。
他人の数字は、自分の現在地を確認する参考程度でいい。
大切なのは、去年の自分より資産が増えたか。無理のない範囲で貯め続けられているか。投資で損失が出ても生活できる状態になっているか。
俺も5,000万円を目指すけど、誰かに勝つためではない。
将来の自分に、少しでも多くの逃げ道を残すためだ。
まとめ:1,800万円あっても不安。でも増やしてきた事実は消えない

2026年8月現在、36歳独身会社員である俺の資産は約1,800万円。
2022年には150万円だった資産が、約4年で1,800万円まで増えた。
改めて数字で見ても十分に俺は頑張ったし、一般的には安心してもいいのかもしれない。
それでも、俺は安心できていない。
株式資産は値下がりする可能性があるし、年収550万円が今後も続く保証もない。
40歳までに5,000万円という目標も、簡単に達成できる金額ではない。
そして、これまで株式投資で資産が増えたのは、今のところ運がよかっただけだと思っている。
投資で必ず稼げるとは思っていない。
ただ、2021年に転職して収入を増やし、2022年から節約と資産形成を続けて、150万円を1,800万円まで増やした事実は残る。
未来の株価は分からない。
それでも、自分で使えるお金を残し、少しずつ資産を積み上げることはできる。
30代独身男性が安心できる貯金額に、全員共通の正解はない。
俺の場合は、1,800万円ではまだ安心できなかった。
だから、とりあえず5,000万円を目指す。
届くかどうかは分からない。
相場には期待しすぎず、仕事と節約は続ける。
結局、今の俺にできるのはそれくらいだ。