最近、キャンプをしたいと思っている。きっかけは道具でも焚き火でもなく、自然が恋しくなったからだ。
ただ、俺は東京都江戸川区のワンルーム暮らし、車は使わない前提で考えなければいけない。
キャンプ場へは電車で向かい、駅から先は自分で荷物を背負って歩くことになる。
この記事では、キャンプをしたい理由と、徒歩キャンプを始める前に検討している移動、収納、道具の重さと価格についてまとめる。
キャンプをしたいのは、自然が恋しくなったから
俺は栃木の田舎出身だ。東京で暮らしていると、自然が少なすぎると感じる。夜になっても街は明るく、人工的な光が少ない場所へ行きたいと思うようになった。
自然の中で静かに過ごしたい。もしかしたら俺は、都会に疲れているのかもしれない。
その疲れを癒やすために、重い荷物を背負って遠くへ行こうとしている。自分でも少し順番がおかしいと思う。
今の俺がキャンプに求めているのは、自然の中に身を置く時間だ。ただし、自然が多くても江戸川区から行くだけで疲れ切る場所では続かない。
自然の多さと、電車での行きやすさを両立できる場所を探すのが最初の課題になる。
徒歩キャンプは、キャンプ場に着く前から荷物との戦いになる

車なら、荷物をトランクに積んでキャンプ場まで運べる。
しかし徒歩キャンプでは、テント、寝袋、マット、着替え、食料などを一つのバックパックにまとめ、自宅から駅、電車、キャンプ場まで運ばなければならない。
一つひとつは軽くても、全部まとめれば重くなる。駅の階段や乗り換えもあるため、「持てるか」ではなく「背負ったまま移動を続けられるか」で考えたほうがよさそうだ。
キャンプ場で癒やされる前に、駅の階段で心が折れたら意味がない。
そのため、道具を買う前に手持ちのバッグへペットボトルなどを入れ、荷物が重い状態で自宅から最寄り駅まで歩いてみたい。自分が無理なく運べる重量は、カタログを眺めていても分からないからだ。
江戸川区からなら「駅から近いキャンプ場」を優先したい
東京都内にも、電車と徒歩で行けるキャンプ場はある。候補にしやすいのは奥多摩方面だが、江戸川区は東京の東側、奥多摩は西側なので、同じ東京都でも移動は長い。
いまのところ候補に挙がっているキャンプ場は「氷川キャンプ場」と「河合キャンプ場」。どちらも奥多摩の駅近くにあってアクセスが良さそうだ。
どちらのキャンプ場も最寄駅から徒歩くらいで到着する距離にある。キャンプ場までの徒歩が短ければ、重い荷物を背負う時間を減らせる。
| 候補 | 最寄り駅からの目安 | 徒歩キャンプで気になる点 |
|---|---|---|
| 氷川キャンプ場 | JR奥多摩駅から徒歩約5分 | キャンプ道具は自分で用意する必要がある |
| 川井キャンプ場 | JR川井駅から徒歩約7分 | 毛布、チェア、テーブル、焚き火台などをレンタルできる。テントは自分で用意する必要がある。 |
駅から近くても、河原や坂道を歩く可能性はある。また、営業状況、予約方法、料金、レンタル品は変わるため、行く直前に公式サイトで確認したい。
ワンルームでは、買える量より置ける量が上限になる

キャンプ用品は、使っている時間より自宅に置いている時間のほうが長い。テントだけでなく、寝袋、マット、バックパック、椅子、テーブル、調理器具まで買えば、ワンルームの収納をかなり使うことになる。
自然の中で開放感を得たいのに、帰宅したら部屋がキャンプ用品で狭くなる。それでは何をしているのか分からない。
だから、購入時は重量だけでなく収納時のサイズも確認したい。収納場所を決められない道具は買わず、同じ役割の物を重複させない。椅子やテーブルも、最初から当然のようにそろえないほうがよさそうだ。
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軽量なキャンプ道具は、やはり高い

徒歩キャンプでは軽い道具が欲しくなる。しかし、軽さと収納性を追求した製品は安くない。
例えばモンベルの公式オンラインストアでは、1人用の「ムーンライト テント1」が総重量1.71kgで3万2,000円。
一方、軽量・コンパクト性を重視した「マイティドーム1」は総重量1.23kgで6万6,000円となっている。
| テント | 総重量 | 税込価格 | ムーンライト テント1との差 |
| ムーンライト テント1 | 1.71kg | 3万2,000円 | ― |
| マイティドーム1 | 1.23kg | 6万6,000円 | 480g軽い・3万4,000円高い |
用途や構造が異なるため単純比較はできないが、約480g軽い候補を選ぶだけで価格差は3万4,000円ある。
キャンプ用品、値段高すぎ…。
さらに寝袋の「シームレス ダウンハガー800 #3」は、589gで2万9,500円。
ムーンライト テント1とこの寝袋だけで合計2.299kg、合計で6万1,500円になる。まだバックパック、マット、照明、調理器具などは入っていないのに…
軽くなる。荷物より先に、俺の財布が。
もちろん、重量だけで製品を選ぶべきではない。使う季節、想定気温、耐候性、設営しやすさも重要なので、軽ければ正解ではなく、自分に必要な性能を残したうえで軽くすることが大切だと思う。
最初に買うのはテントだけ。ほかの道具はレンタルする

今の段階で一番怖いのは、高い道具をそろえたあとに「思っていたより移動がつらい」「キャンプ自体が合わない」と気づくことだ。使わなくなれば、ワンルームに大きな荷物だけが残る。
道具はアウトドア用なのに、持ち主はインドアのまま。そんな完成形だけは避けたい。
とはいえ、**テントだけは最初に購入するつもりだ。**その理由は、候補にしている川井キャンプ場で、テント以外の道具をかなり借りられるからだ。
川井キャンプ場では、テント用の毛布は300円、アウトドアチェアは600円、折りたたみテーブルは1,200円、焚き火台は1,000円で借りられる。(2026年8月時点)
つまり、自分のテントさえ持っていけば、ほかの大きな道具は現地で借りて一泊できる。
ただし、アウトドア用品のレンタルは予約を受け付けていない。当日の在庫にも限りがあるらしい。季節や気温によってはマット、防寒着なども必要になるため、何も考えずテントだけ持っていけばよいわけではない。それでも、最初から道具一式を購入するより荷物と出費を減らせる。
毛布、椅子、テーブル、焚き火台は川井キャンプ場で借りる。余計なものは、最初から購入しない。
実際に必要だった物が分かってから買えば、ワンルームの収納と初期費用をまとめて圧迫せずに済む。
現時点では、次の順番で試したい。
- 駅から近いキャンプ場を一つ選ぶ
- 重量、収納サイズ、価格を比べてテントを購入する
- デイキャンプでテントの持ち運びと設営を試す
- 最初のテント泊は、自分のテントとレンタルした道具を使う
- 実際に運んで使い、必要だった物と不要だった物を確認する
- 続けたいと思えたら、ほかの道具を一つずつ購入する
テントを含め、キャンプ用品を購入するときは新品だけでなくメルカリも候補に入れる。軽量なキャンプ道具は高いため、中古品で初期費用を抑えられる可能性があるからだ。
ただし、安さだけで選ぶつもりはない。テントや寝袋は、購入時期、使用回数、保管方法、付属品の不足、破れ、カビやにおいなどを確認したい。状態が分かりにくい物や新品との価格差が小さい物は、無理にメルカリで買わない。
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徒歩キャンプ用の道具は、4つの基準で選びたい
今後キャンプ用品を買うなら、判断基準は次の4つに絞る。
| 判断基準 | 確認すること |
| 重量 | すべての荷物をまとめても、自宅からキャンプ場まで運べるか |
| 収納サイズ | ワンルームの決めた場所へ収まるか |
| 必要性 | 初回から本当に使うのか。現地調達やレンタルで代用できないか |
| 価格 | 使用回数が少なくても納得できる金額か |
ネットでキャンプ用品を見ていると、次々に欲しい物が出てくる。ただ、車も広い収納もない俺にとって、道具が多いことは便利さだけでなく負担にもなる。
徒歩キャンプでは、持っていく物を増やすより、持っていかない物を決めるほうが重要なのかもしれない。
まとめ:買うのはテントだけ。ほかはレンタルから始める

江戸川区のワンルームから徒歩キャンプを始めるなら、キャンプ場選び、荷物の重さ、自宅の収納、道具の価格をまとめて考えなければならない。
特に軽量装備は高く、有名メーカーのテントと寝袋だけでも6万円を超える組み合わせがある。
現時点の結論は、テントだけ購入し、ほかの大きな道具はレンタルで試す予定だ。
川井キャンプ場で毛布、チェア、テーブル、焚き火台を借り、寝袋やマットが必要なら外部レンタルも検討する。最初は購入したテントを持ってデイキャンプへ行き、移動と設営を確認したい。
全部買ってから行くのではなく、テントだけ買って、ほかは借りる。
購入時は新品とメルカリを比べ、価格だけでなく状態と収納サイズも確認する。ワンルーム暮らしの徒歩キャンプは、その始め方が合っている気がする。
…思ったよりもキャンプ用品の価格が高くてビビってる。