洗濯機の上には空間があるのに、洗濯用品を置く場所が足りない。一人暮らしの狭い部屋なら、ここを収納に使えるとQOLが爆上がりする。
俺は同じランドリーラックを17年間使っている。7回の引っ越しの全てで持っていき、どの部屋でも使ってきた。洗濯機の近くに、濡れたタオルを掛ける場所と、パンツ・靴下をしまう場所がある。 これだけで、洗濯の後始末がかなりラクになる。
今回は、17年使っている理由と実際の収納方法、買う前に確認したい設置条件を書く。
ランドリーラックは収納として優秀

ランドリーラックが必要かどうかは、すでに洗濯機の近くに収納があるかで変わる。棚もタオル掛けも足りているなら、無理に増やさなくていい。
俺の場合は、洗濯機の上の空間を使って、洗濯に関係するものを集めている。
| 使っている場所 | 置く・掛けるもの | ラクになったこと |
|---|---|---|
| タオル掛け | 使用後のバスタオル ハンガー | 濡れたタオルを分けておける 洗濯物をその場でハンガーに掛けられる |
| 棚に置いたカゴ | 乾燥したパンツ・靴下 | 洗濯機から取り出して、そのまま収納できる |
| 引っ掛けられる部分 | スプレータイプの洗剤容器 S字フック:衣類スチーマー・粘着クリーナーなど | 棚以外の場所も収納に使える 小物の置き場所を増やせる |
棚が増えたこと以上に、使う場所の近くへ小物を置けたことが大きい。洗濯機から出した衣類をしまうために、別のタンスまで運ばなくて済む。
収納の見た目を整えるより、毎回やる作業を減らしたい。 労力を減らす。それが俺の基本方針だ。
ランドリーラックに、バスタオル掛けが欲しい理由

ランドリーラックを選ぶなら、俺にとってバスタオル掛けは外せない。
一人暮らし1年目、大学1年生の夏だった。朝、シャワーを浴びて体を拭いたバスタオルを、そのまま洗濯機に入れて大学へ行った。
帰ってきたら、部屋が生臭い。洗濯機の中を確認すると、一緒に入れていたほかの服にも臭いが移っていた。
濡れたタオルを入れたときは、あとでまとめて洗えばいいと思っていた。でも、帰宅した俺を待っていたのは、朝より面倒になった洗濯物だった。
濡れたタオルを、ほかの洗濯物から離しておく

今は、使用後のバスタオルをラックのタオル掛けに掛けている。洗濯するまでの一時置き場だ。
こうすれば、濡れたタオルをほかの服に直接重ねずに済む。洗濯機の中へ丸めて入れておくより、広げておけば臭いがこもることも防止できる。
ただし、濡れたタオルはバスタオル掛けで乾かしていても、生乾きの臭いは防げない。俺は、濡れたタオルと、ほかの洗濯物を分けておく場所として活用している。
掛けたままずっと放置すれば、タオルは臭くなる。洗濯まで不要になるわけではない。
洗濯機の近くにこの置き場があると、濡れたタオルをどこへ置こうかと迷わずに済む。別のタオル掛けを置ける部屋ならそれでもいいけど、使用場所と保管場所が同じなら移動という余計な労力は無くなる。
ハンガー掛けにも使える

タオル掛けにはハンガーも掛けられる。洗濯機から取り出した衣類を、その場でハンガーに掛けられるので使いやすい。
乾燥機能を使う小物と、ハンガーに掛ける衣類。それぞれの片づけ先を近くに用意しておくと、洗濯が終わってからの作業を進めやすくなる。
パンツと靴下は、乾燥したら畳まずカゴへ入れる

ラックの棚には、ダイソーのカゴを置いている。パンツ用と靴下用を分け、乾燥が終わったら、それぞれのカゴへ入れる。
畳まない。乾いたものを分けて入れたら、洗濯完了だ。
これは洗濯機の乾燥機能と組み合わせているからできる使い方だ。小物は乾燥にかけて取り込むので、俺の家には小物用のピンチハンガーもない。
干すために一つずつ留める作業と、乾いた衣類を畳む作業は、俺の部屋には存在しない。 ラックだけで洗濯がラクになるというより、乾燥機能と近くの収納をセットにした結果だ。
靴下は同じものを買って、組み合わせを探さない
靴下はユニクロの同じものを買っている。カゴから左右の2枚を取れば、それでいい。柄を見比べて片方を探す必要性は根本からなくしている。。
片方が破れたときも、残った片方まで捨てる必要がない。同じものがそろっているので、ほかの1枚と組み合わせられる。
きれいに畳んで並んだ引き出しに入れることも否定はしない。でも俺は、毎回そこまでやらなくてもいい、と思っている。パンツと靴下は仕分けている。十分だろう、俺にしては。
S字フックを足せば、棚の外側も収納になる

棚の上だけではなく、ラックの横も使っている。ダイソーで買ったS字フックを掛けて、衣類スチーマーやカーペット用のコロコロを収納している。
スプレータイプの洗剤容器なら、形が合うものはラックに直接引っ掛けることもできる。小物を買うたびに収納が増えてしまったら本末転倒だ。

洗濯機周りは、人に見せるための場所ではない。俺は使える空間をなるべく活用したい。
デメリット:掃除がしにくい

ランドリーラックの弱点を一つ挙げるなら、掃除のしにくさだ。
ただでさえ狭い洗濯機置き場に、ラックの脚や棚が増える。そこへカゴや小物を置けば、手が届きにくい場所も増えていく。
俺のラック自体は軽いので、載せているものをどかせば取り外せる。でも、その「載せているものをどかす」が面倒で、ずっと放置している。
収納は便利だが、手の届かない場所は死の谷になっている。
ラックを置けば整理はしやすくなるけど、清掃ができない場所は増える。 これは買う前に知っておいたほうがいい。
これから設置するなら、詰め込める量だけでなく、掃除道具を入れられるか、カゴをすぐ動かせるかも見ておきたい。俺のように収納力だけ使い切ると、奥を見るのが億劫になる。
7回の引っ越しで使えたが、設置できるかは部屋ごとに要確認

俺は7回引っ越しているが、同じランドリーラックを持っていき、どの部屋でも設置できた。防水パンの有無も関係なく使用できていた。
買い替えずに使い続けられているのは、長く使ってよかったと感じる点だ。
俺が4回目の引っ越しで住んだ部屋では、防水パンの片側が壁に接していた。ラックを壁側へ寄せ、反対側の脚が防水パンの縁に乗るように置いていたことがある。

俺の使用中には、一度も落ちたり、ずれたりしたことはなかった。
ただし、俺が置けたことと、どんな部屋にも置けることは別。俺が住んだことが無い間取りの部屋では、持っているランドリーラックが使えない可能性がある。
購入前に確認したいのは、次の4点だ。
- ラックの脚の寸法
- 洗濯機のふたや扉を、棚に当てずに開けられるか
- 蛇口や給水ホースに、棚・支柱がぶつからないか
- 排水口の掃除や、洗濯機の点検をする余地があるか

幅が収まるだけで決めると、使い始めてから邪魔になる部分が出るかもしれない。事前に今使っている洗濯機と購入しようとしているランドリーラックの寸法を確認してほしい。
ハンガーラックのスペック
俺が使っているのは17年前に買ったラックだ。すでに俺が使っているランドリーラックは廃盤になっている。後継モデルの「バスケットが置けるハンガーバー付きランドリーラック BLR-186WH」のスペックを下記する。
| 項目 | BLR-186WHの公式仕様 |
|---|---|
| 幅 | 61〜82cm |
| 奥行 | 上部ハンガー部53cm/下脚部46cm |
| 高さ | 186cm |
| 棚の耐荷重 | 1段あたり4kg |
| ハンガーバーの耐荷重 | 3kg |
出典:カインズ公式商品ページ
洗濯機の近くで片づく形が理想形

同じラックを17年使っているのは、頑丈さだけが理由ではない。濡れたタオルを掛け、乾いたパンツと靴下をしまい、小物を手の届く場所へ置く。この使い方が、俺の生活に合っているからだ。
ただ、ラックを買っただけで手間が減るわけでもない。棚に何を置くか、どこまで畳むか、何を乾燥機能に任せるか。その組み合わせで便利さは変わる。
迷っているなら、まずは洗濯機の周りで置き場所に困っているものを挙げてみる。タオル、ハンガー、洗剤、乾いた衣類。それらを近くにまとめたいなら、ランドリーラックを置く意味はある。