ジムへ行こうと思うたびに、面倒だと感じる。
俺はエニタイムフィットネスへ週2~3回通っている。家を出る前は休みたくなるのに、行って身体を動かすと楽しい。帰るころには「来てよかった」と思っている。
それなのに、次に行く日はまた面倒になる。何度繰り返しても学習しない、俺とジムの話である。
結論|面倒なのは筋トレではなく、家を出るまで

俺は筋トレが嫌いだから、ジムへ行きたくないわけではない。
面倒なのは、筋トレが始まる前にある。
- 着替えを用意する
- 家から出る
- ジムまで移動する
一つひとつは大した作業ではない。それでも、部屋で落ち着いている状態から動き始めるには気力がいる。
ジムへ着いてしまえば、マシンやフリーウェイトが目の前にある。そこで何もしないで帰るほうが難しい。
俺にとって、筋トレより先に超えるべきハードルは、家を出ることだ。
家にいる俺は、行かない理由を見つけるのが早い

仕事が終わったあとや休日に部屋で過ごしていると、ジムへ行かない理由はいくらでも見つかる。
少し疲れている。今日は混んでいそうだ。ご飯を食べてから行こう。明日でもいい。週2回は行っているから、今週は十分かもしれない。
どれも嘘ではないから厄介である。
俺が利用しているエニタイムフィットネスは24時間営業なので、「営業時間に間に合わない」という言い訳は使えない。一方で、いつでも行けるからこそ、「今でなくてもいい」と後回しにしやすい。
いつでも行けるジムで、いつまでも行かない。24時間営業を、24時間の先延ばし理由に使っている。
身体を動かし始めると、面倒だったことを忘れる

重い気分のままジムへ着いても、バーベルやダンベルを持ち始めると状況が変わる。
何回上げられるか。次はどの重さにするか。空いているマシンはどれか。考えることが目の前のトレーニングへ切り替わる。
俺は筋トレガチ勢ではない。大会を目指しているわけでもなく、週2~3回身体を動かせれば満足である。
それでも、運動を終えてシャワーを浴びると、外へ出たことまで含めて一日を使った感覚が残る。
行く前に想像していた面倒さより、行ったあとの満足感のほうが大きい。
分かっている。毎回そう思っている。それでも次回には忘れる。
やる気が出てから行こうとすると、たぶん行かない

ジムへ行きたい気分になるまで待てば、気持ちよく家を出られるのかもしれない。
ただ、俺の経験上、その気分が都合よく仕事終わりや休日に来るとは限らない。
最初から完璧なメニューをこなす前提にすると、行くまでの負担も大きくなる。短時間でも、一種目だけでも、最悪シャワーだけでもいい。まずジムへ着かなければ、何も始まらない。
実際、夕方の混雑がひどい日は、やる気を持ってきたままシャワーだけ浴びて帰ったこともある。
ジムに行ったのに筋トレを全くしなかった。それでも、家で「行こうかな」と考え続けて一日が終わるよりは、外へ出たという事実が残るので罪悪感は薄い。
会社へウェアを持っていき、帰りに強制的にジムへ行く

ジムへ行く日は、トレーニングウェアを会社へ持っていく。
仕事が終わっても一度家には帰らず、帰りにそのままジムへ向かう。部屋に入って座ってしまうと、もう一度外へ出る難易度が一気に上がるからだ。
ジムへ行く日の持ち物は、次のとおりだ。
| 持ち物 | 詳細 |
|---|---|
| Tシャツ | ユニクロ |
| ジョガーパンツ | ユニクロ |
| トレーニングシューズ | ワークマンの「建さん作業靴Ⅱ」 |
| タオル2枚 | トレーニングとシャワーで使う |
| 2Lペットボトル | 空の状態で持参し、退勤時に会社で水道水を入れる |
これらをボストンバッグへ入れて会社に持っていく。水を入れる前でも、重さは約1.5kgある。
2Lのペットボトルは、仕事が終わってから会社で水道水を入れ、トレーニング中に飲む。通勤中は空なので軽いが、退勤時には水の分だけ重くなる。
トレーニングシューズとして使っているのは、ワークマンの「建さん作業靴」だ。薄くて軽く、グリップ力もあるのに780円で購入できいる。本来は作業靴のはずなのに、トレーニング用で使用している人が多い靴らしい。エニタイムフィットネスでも「建さん作業靴」を履いている人を見る。

これだけ荷物を持参したからこそ、仕事が終わるとこう思う。
「いつもより重い荷物を持ってきたのに、ジムへ行かなかったら、何のために損をしたのか分からない」
この負担を無駄にしたくない気持ちが、帰り道の俺をジムへ向かわせる。
運動への情熱で自分を動かしているというより、損をしたくない気持ちで逃げ道をふさいでいる。
やる気が弱いなら、やる気を鍛えるより、会社を出たあとに家へ帰らない流れを先に作るほうが俺には合っていた。
会社・ジム・自宅が徒歩圏内なので、20時には帰宅できる

俺がジムへ行く基本の曜日は、火曜日、木曜日、土曜日である。やる気が出たときは、それ以外の日にも行く。
会社、ジム、自宅がすべて徒歩圏内にあるため、移動時間は少ない。会社帰りに利用する日の流れは、次のようになる。
| 時刻 | 行動 |
|---|---|
| 18:00 | 会社を出る |
| 18:15 | ジムへ到着 |
| 18:45 | 柔軟とウォーキングを終え、筋トレを始める |
| 19:30 | 筋トレ終了 |
| 19:45 | シャワーを終える |
| 20:00 | 帰宅 |
18時に会社を出られれば、筋トレとシャワーを済ませても20時には帰宅できる。
ジムへ通えているのは、会社から15分、自宅まで15分という場所にあることが大きい。 通うまでに電車や長い徒歩移動が必要なら、今より面倒に感じていたと思う。
休日は別の店舗を目的地にすると、外へ出やすい

エニタイムフィットネスは、会員なら全国の店舗が利用できる。
俺は休日にやることがないときは、いつもと違う店舗へ行くことがある。いつもと違う道を歩き、違う設備のジムで筋トレをして帰る。
観光でも旅行でもない。ただ、別のジムへ行っただけである。
それでも、一日中部屋にいるよりは休日を使った感じがする。筋トレを目的にするというより、ジムを外出先にしてしまっている。
何度も、俺の休日はこれでいいのか?と自問したが、何もしないよりは健康のために身体を動かしている方が8兆倍マシだ。
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行けばだいたい楽しい。身体を動かすとやる気が出る

ジムへ着いた時点で、いつもやる気に満ちているわけではない。
普段は柔軟とウォーキングを合わせて30分ほど行う。やる気がない日は、柔軟を20~30分、ウォーキングを10~30分ほど行い、軽く身体を動かす時間を長くする。
最初から重いダンベルを持つ気になれなくても、身体を動かしているうちに、もう少し筋トレをしたくなる。
結局、俺は身体を動かすこと自体は好きなのだと思う。家ではやる気がなかったのに、始めてしまえばだいたい楽しい。
それでも本当にやる気が出なければ、柔軟とウォーキングだけで帰る。月に1回くらいは、軽く身体を動かしただけで終わる日がある。
ただし、ジムが混む時間と、変な奴が表れやすい夜中は避けている。
行けばだいたい楽しい状態を作るために、混雑する時間と夜中には行かない。 利用者と戦うためではなく、自分が気持ちよく身体を動かすためにジムへ通っている。
設備、料金、混雑を含めたエニタイムの感想は、別の記事で詳しく書いている。
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月額約7,000円も、家を出る理由になっている

俺はエニタイムへ、毎月約7,000円を払っている。
2026年8月の利用実績は、次のとおりだった。
| 月 | 利用回数 | 会社から直行 | 休日利用 | 1回当たり料金 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年8月 | 12回 | 6回 | 6回 | 約580円 |
火曜日と木曜日に会社から直行することを基本にしているが、8月は平日に2回サボった。その一方で、日曜日に2回ジムへ行っている。
予定どおりに毎回通えたわけではない。それでも月12回利用したので、1回当たりの料金は約580円になった。反対に、一度も行かなければ、部屋で何もしないために約7,000円を払ったことになる。
健康のため、筋肉のため、気分転換のため。理由はいくつもあるが、「会費を無駄にしたくない」も家を出る力になっている。
身体を動かすためにお金を払っているのか。お金を無駄にしないために身体を動かしているのか。理由がどちらでも、身体を動かしていることに変わりはない。
体調が悪い日と、面倒な日は休む

会社へウェアを持っていき、通う曜日まで決めている。それでも必ずジムへ行くわけではない。
俺が休むのは、次のような日だ。
- 体調が悪い
- 仕事で遅くなり、帰宅が極端に遅くなる
- 単に面倒で行きたくない
最初の二つは分かりやすい。問題は三つ目である。
前述したとおり、身体を動かせば身体を動かす意欲が出てくる。。それは分かっている。十分に分かっている。
それでも、面倒な気持ちに負けて休む日はある。
2026年8月も平日に2回サボった。会社へ重いボストンバッグを持っていきながら、そのまま帰った日があることになる。俺は何をやっているのだろう。
行くための仕組みは作っているが、その仕組みが毎回俺に勝つわけではない。 完璧に続けるより、休んだあとに次の火曜日、木曜日、土曜日へ戻ることを優先したい。
面倒なままでも、週2~3回は続けられる

長く通えば、ジムへ行くことが完全に習慣になり、何も考えず家を出られると思っていた。
習慣化にかかる期間は、科学的に2~3か月かかると言われているらしい。しかし、今のところ俺には、そんな日は来ていない。
行く前は面倒。行けば楽しい。帰れば満足する。そして次回は、また面倒になる。
それでも週2~3回は続いている。
継続とは、面倒だと思わなくなることではなく、面倒なままでも行くことなのかもしれない。
まとめ|次も面倒だと思う。それでも行けば多分楽しい

俺がジムへ行きたくないと感じる原因は、筋トレそのものではない。
着替えを用意し、家を出て、ジムまで移動する。その最初の工程が面倒なのである。
一度身体を動かし始めれば楽しいし、シャワーを浴びて帰るころには「行ってよかった」と思う。
ただし、その記憶は次の筋トレ日まで長持ちしない。
次にジムへ行く日も、俺はきっと面倒だと思う。それでも、楽しいかどうかを家の中で判断せず、とりあえずジムまで自分を運びたい。
今日も一番重いウェイトは、家から出たくない俺自身である。