BUNDOK(バンドック)のツーリングテント「BDK-18」を実際に使ってみた。
初めてのキャンプでも、設営時間は20分。日帰り装備なら、THE NORTH FACEのBIG SHOTで持ち運ぶのも苦ではなかった。
ただし、身長175cmの俺が横になると、室内の長さはギリギリだった。 地面も硬くて冷たい。日帰りで助かったが、宿泊するならマットと寝袋が必要だと分かった。
BUNDOK BDK-18を使って分かった6つのこと
実際に使って感じたことは、次の6点だ。
| 確認したこと | 使ってみた感想 |
|---|---|
| 設営 | 初めてでも20分。個人的には早いと思う |
| フライシート | インナーテントを覆えるため安心感がある |
| 室内の長さ | 身長175cmでギリギリ。180cm前後では窮屈そう |
| 地面の感触 | 直接寝転ぶと背中が痛く、冷たかった。テントは悪くない。 |
| 前室 | 容量33Lのバックパックを余裕で置けた |
| 持ち運び | 日帰りの最小限装備なら苦ではなかった |
初めてでも設営しやすく、日帰り装備なら徒歩で運ぶのも苦ではなかった。 ただし、身長175cmで室内の長さはギリギリ。宿泊するなら、寝袋とマットを加えた荷物量まで考えたほうがいい。
購入前にドーム、ワンポール、軍幕テントや他メーカー製品を比較した経緯は、別の記事にまとめている。
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【徒歩キャンプ】1人用テントを比較したけど全く分からない。結局BUNDOK BDK-18を買う
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初めての設営は20分。個人的には早いと思う

BDK-18はドーム型で、ポールを使ってインナーテントを立ち上げ、その上からフライシートをかぶせる構造になっている。実際に触ってみると全体の流れを理解しやすく、初めてでも20分で設営できた。
初めてのキャンプだったため、20分が一般的に早いのか遅いのかは分からない。慣れた人なら、もっと短時間で設営できるのかもしれない。
それでも個人的には、初めて触るテントを20分で形にできたなら早いと思う。少なくとも、設営そのものを難しいとは感じなかった。
フライシートがあると安心感がある

BDK-18は、インナーテントの上からフライシートをかぶせるダブルウォール構造だ。
薄いインナーテントだけで外と仕切られている状態よりも、もう一枚の生地に覆われているほうが安心できる。実際に設営すると、仕様表を読んでいたとき以上にフライシートの存在を大きく感じた。
メーカー公称の耐水圧は、フライとフロアが約1,000mm。メーカーは「多少の雨もしのぐ」と案内しているが、山岳用のテントではない。
そのため、フライシートがある安心感と、強い雨でも問題なく使えるかは分けて考えたい。 耐水圧の数字だけで天候を選ばず使えるとは判断しないほうがいい。
身長175cmで横になると長さはギリギリだった

使ってみて一番気になったのは、テント内の長さだった。
俺の身長は175cm。BDK-18の中で横になってみると、寝られないわけではない。しかし、のびのび寝られるほどの余裕もなく、感覚としてはギリギリだった。
メーカー公称のインナーサイズは約197×110×105cm。数字だけなら、身長175cmとの差は22cmある。ただし、22cmを頭側と足側に分ければ約11cmずつだ。さらにドームテントの壁は垂直ではなく、上へ向かって内側に傾いている。
身長とインナーの長さだけを引き算して「22cm余る」と考えるより、実際の余裕は小さいと思ったほうがいい。
俺の感覚では、身長180cm前後の人がまっすぐ横になると、頭や足元の窮屈さが気になりそうだ。購入を検討している背の高い人は、可能なら実物を確認するか、もう少し長いインナーを持つテントも比較したほうがいい。
購入前は価格と重量の比較表ばかり見ていた。しかし実際に中へ入って最初に気になったのは、足先と壁の距離だった。
表は作れるが、表の中では寝られない。
地面に直接寝転ぶと、背中が痛くて冷たかった
テントの長さを確認するため、中で寝転がってみた。そこで室内の狭さとは別の問題に気づいた。
地面が硬くて背中が痛い。そして、思っていたより冷たい。
テントの床に生地はあるが、クッションになるほどの厚みはない。今回は日帰りだったため、痛さと冷たさを確認したところで起き上がれば済んだ。
しかし、この状態で一晩寝るのは怖い。宿泊するなら地面の硬さと冷えを減らすマットに加え、寝袋も必要だと感じた。
テントさえあれば一泊できると思いかけていたが、テントは家でいう壁と屋根だった。床と布団は別売りである。
日帰りでよかった。
前室にバックパックを置けるのは便利だった

BDK-18には、インナーテントの外側にフライシートで覆われた前室がある。
俺はそこへ、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「BIG SHOT」を置いた。バックパックを寝室へ入れなくて済むため、一人分の限られた室内を広く使える。
徒歩キャンプでは、すべての荷物をバックパックで運ぶ。キャンプ場へ着いた後、その大きな荷物をどこへ置くかは意外と重要だった。
前室にバックパックを置き、インナーテント内をすべて寝る場所として確保できる。 室内の長さに余裕が少ないBDK-18だからこそ、この使い分けは助かる。
ただし、前室は大型の収納庫ではない。バックパック以外の荷物まで増やすと狭くなる可能性があるため、持っていく道具の量は抑えたい。
BIG SHOTなら、日帰り装備での持ち運びは苦ではなかった

今回使ったバックパックは、もともと持っていたTHE NORTH FACEのBIG SHOTだ。容量は33L。
中へ入れた主な物は、次の三つだった。
- 食べ物
- BUNDOK BDK-18
- モバイルバッテリー
日帰りで荷物が少なかったため、BDK-18を入れて歩いても、持ち運びは苦ではなかった。 徒歩キャンプで気にしていたテントの重さと収納サイズは、今回の装備なら問題にならなかった。
ただし、これは宿泊装備を入れていない状態だ。一泊するなら、少なくとも寝袋、マット、着替えが増える。
寝袋とマットは、先ほどテント内で感じた背中の痛さと冷たさを考えると外しにくい。そこへ着替えまで追加して、本当にBIG SHOTへ収納できるのか。入ったとしても、背負って電車と徒歩で移動できる重さなのか。不安が残る。
日帰り装備では問題なく運べた。しかし、寝袋もマットも着替えも持っていないのだから、軽いのは当然だ。試験から苦手科目を外して合格したようなものである。
世の中の徒歩キャンパーは、どうやってバックパックへ荷物を収納しているのだろう。次は道具を増やす前に、容量だけでなく、パッキング方法やバックパックの外側へ固定する方法も調べたい。
【リンク先作成予定:徒歩キャンプの荷物はバックパックに入る?BIG SHOTで一泊装備を考える】
BDK-18が向いていそうな人・慎重に選びたい人
今回使った範囲では、次のような人に向いていると感じた。
BDK-18が向いていそうな人
- 複雑な設営を避けたいキャンプ初心者
- ドーム型の分かりやすいテントを探している人
- 前室がほしい人
- 日帰りキャンプから試したい人
- 身長175cm前後までで、広さよりコンパクトさを優先する人
購入前にサイズを慎重に確認したい人
- 身長180cm前後、またはそれ以上の人
- テント内で足を伸ばし、余裕を持って寝たい人
- 大きな荷物をすべてインナーテントへ入れたい人
- 一つのバックパックへ宿泊道具を余裕を持って収納したい人
- 強い雨への備えを最優先したい人
体格や寝具の厚さによって感じ方は変わる。俺には使える広さだったが、「1〜2人用」という表記だけで、二人でも余裕があるとは考えないほうがいい。
まとめ:初設営は20分。次の不安は宿泊装備を運べるか

BDK-18は、キャンプ未経験の俺でも20分で設営できた。フライシートに覆われる安心感があり、前室へバックパックを置けるのも便利だった。
一方で、身長175cmの俺が横になると室内の長さはギリギリ。
日帰り装備なら持ち運びは苦ではなかったが、宿泊を考えると寝袋、マット、着替えは必須。地面に布1枚で寝ることだけは勘弁願いたい。
次に確認したいのは、必要な宿泊道具をBIG SHOTへ収納し、実際に背負って移動できるかだ。テント選びは終わったが、徒歩キャンプの荷物問題はここから始まる。