体験談

【体験談】車の売却で買取業者たちに振り回された話【vs査定員】

2019年に新車で日産エクストレイルを購入したんだけど、2021年5月に私は転職をして初めての東京都に移り住む予定だ。

私が現時点で住んでいる福島県は2019年に大雨による水害があり、2020年からは世界的なウイルス騒動で新車で購入したエクストレイルで遠出することはなかった。

走行距離も10,000kmに満たず、事故にもなかったため、そこそこの金額で売れることを予想して人生はじめての車の買取依頼をすることにしたんだ。

少しでも買取値段は高い方がいいから1日に4社から見積もりを取って一番高い業者に売却することにした時の体験を記事にまとめたい。

これから車の売却を検討している人は参考にしてほしい。

車が必要なくなった理由は転職

福島県に住んでいると車は必要不可欠だけど、私は転職で5月に東京に進出する。

転職にはdodaを利用した。1月に登録して2月末には内定をもらうというスピード転職だ。転職活動について記事にしているので是非見て欲しい。

転職サイト『doda』を利用して年収が95万円アップした話【体験談】

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車の状態は極めて良好

2019年に新車として購入した日産エクストレイルの状態は、自分で言うのも何だけど非常に良好だった。

売却する車の状態

  • 車種:エクストレイル
  • 2019年に新車購入
  • 走行距離10,000km未満
  • 事故なし
  • 純正ホイールあり
  • 純正カーナビ

SUVの中でも日産エクストレイルは比較的人気な車種。

2021年時点で、買取相場が150万程度で推移している。条件にもよるけど180万円程度で売れるのではないかと当たりをつけて期待を胸に買取企業に連絡をした。

複数社で見積もりを依頼

人生はじめての車の売却ということで絶対に後悔はしたくない。

少しでも高く買ってもらうためには売却価格の相場を知る必要がある。我らがGoogle先生に「福島県 車 買取」で検索していただくと、たくさんの車の買取企業がヒットした。

思っていた以上に買取企業が多すぎて面を食らった。すでに面倒くささが顔を見せているけど、車を売却しなければ私は東京都に車を持ち込んで膨大な駐車料金を払い続けることになってしまう。それだけは絶対に避けなければいけない。

しかしGoogle先生は、私のような面倒くさがりのためのサービスも紹介してくれた。
『カーセンサー』を使用することで複数社から一括で見積もり依頼をすることができたんだ。

カーセンサーで一括手配

カーセンサーは下記の情報を入力することで一括で査定申し込みができる。

必要な情報

  • メーカー
  • 車種名
  • 事故歴
  • 郵便番号

私が住んでいる地区では6社の出張査定が可能な買取企業がヒットした。
しかも、そのうちの4社は申し込みをした当日に連絡があり、翌日には出張査定に来てくれるとのことだった。仕事が早すぎてビビる。カーセンサーの公式サイトはコチラ

出張査定3社+店舗査定1社

午前中に2社、午後に1社、直接店舗に行って査定をしてもらう1社。計4社で初めての車売却を検討することにした。

直接店舗に査定に行く理由は、夕方に出かける予定の場所に近かったからだ。

どの会社も「新しい年式のエクストレイルは展示車にも使えるからすぐに査定させて欲しい」とのことだった。これは期待大。心が踊るぅ。

出張査定の2社がダブルブッキング

当初は午前中の別々の時間に出張査定士に来てもらう予定だったんだけど、某N社のスケジュール調整ミスで見積もりのバッティングが発生した。

出張査定士の話だと複数社の同時見積もりをすることは珍しくないらしい。初めての出張査定でダブルブッキングするのはドキドキだけど、この後に残り2社の見積り依頼をしているという予定のおかげでどんなに金額が出ても「他の会社の見積もりを見てから決めます」という切り札となる言葉を用意している私にとってダブルブッキングは恐れる状況ではない。

いざ査定が始まると案外とあっけないものだった。

  1. 車の鍵を渡す
  2. 車検証を見せる
  3. アンケート用紙に吸入している間に査定

私がアンケートを書いている間に査定員がエクストレイルが査定されていった。1社が査定している間は、もう1社の査定員は車で待機してスマホをいじっていた。

1社目の査定が終わると査定員が「今の2社で高い買取金額を提示した方に売却を即決しないか?」という提案をぶちこんできたんだ。

その場で即決させようとする査定員

査定員「査定が終わりました」

私「ありがとうございます。それで買取金額はいくらですか?」

査定員「買取金額を提示する前に提案ですが、今査定に来ている2社でエクストレイルの売却を決めちゃいませんか?」

これ以上無いくらいにこやかな笑顔で査定員が提案をしてきた。この笑顔は情報弱者を陥れる笑顔だと、私の本能がアラートを鳴らしている。

私「午後に他2社の査定をお願いしていますので、即答をする気はありませんね」

査定員「一日かけてしまうよりも午前だけで済ませてしまったほうが楽じゃないですか?」

私「確かにそうかもしれませんが数万円単位の売却金額は大きいので」

査定員「じゃあ、いくらなら即決していただけますか?」

私「そもそも相場が分からないので、即決できる金額は考えていません。一番高い金額で購入してもらえる会社さんに売却するつもりです」

ここで査定員の顔が曇った。

見積もりは先出しが圧倒的に不利

営業職の経験がある人はわかると思うけど、見積もりは先に出したほうが不利。

例えば1社目で100万円の見積もりが出ても、2社目で「前の会社は100万円の買取金額を提示してきたから、それ以上の金額じゃないと売れないよ」と言ってしまえば営業マンはそれ以上の金額を提示せざるを得ない。

3社、4社と後に控えている分かっている状況で見積もりを出すのは酷な状況だ。

しかし、彼らも営利目的の商売。こちらが彼らの思惑に乗ってやる義理はない。

断られるのも彼らの仕事のうちなので、こちらが心を痛める必要はない。

2社の見積もりを手に入れて談合を疑う

査定員「ここで決めませんか?」

私「無理。超無理」

こんな問答を数回経て2社は諦めて見積もりを提示していった。

出張査定の見積もりは名刺の裏に買取金額を記入していくのが一般的みたいで新鮮だった。

A社 200万円
B社 201万円

私が思っていたよりも高い見積もりが提示された。

しかし、この1万円の金額差は腑に落ちない。ここで即決しないか?と提案してきた2社の見積もりには差が殆どなかった。今となっては確認のしようがないけどこの2社は金額を提示する前に買取金額のすり合わせ、つまり談合をしていたのではないだろうか?真相は闇の中なので不明。

先行の買取価格をすごい聞いてくる3社目

午後一で3社目の会社が出張査定にやってきた。
笑顔で恰幅がよくて声も大きい。田舎のお父ちゃんといった感じの風貌だった。

査定員「今日はよろしくお願いします!ウチが1社目ですか?」

私「いえ、午前中にすでに2社に査定してもらいました」

査定員「じゃあウチが3社目になるんですね?ここだけの話、前の会社はいくらでしたか?」

私「ここで金額を言ってしまうとその金額がベースになってしまうので、ここで金額を言うことはできません」

査定員「ウチめちゃくちゃ頑張りますよ?教えて下さいよ」

ここで教えてしまっても構わなかったんだけど、その時の私は自分の乗っていたエクストレイルの相場がどんなものかを知りたかったこともあって頑なに金額を言わなかった。

しかし、この査定員があまりにも聞いてくるので「2社とも200万円以上を提示してきた」とだけ伝えて、30分の長期戦を終えて3社目の買取見積もりを手に入れた。

C社 205万

思っていたよりも金額は上がらなかった。どうやらエクストレイルの相場は200万円前後であるらしい。

ここまでで大体の相場が分かってきたので、できれば210万円くらいで売りたいと欲が出てきた。

価格は横並び。もう少し買取価格を上げて欲しい

ここまでで見積もりを提示してきた3社の価格は下記。

A社 200万円
B社 201万円
C社 205万円

ほぼ横並びでここから買取金額が跳ね上がることは無いだろう。

それでも少しでも高く売れるに越したことはない。というわけで、先に見積もりを提示してきた会社の名刺に偽りの買取価格を記入して車内に置くことで査定員へのミスリードを狙うことにした。

貰った名刺の裏に「偽りの買取価格」を書いた

ここまでの3社は全て買取価格を名刺の裏に書いて渡してきた。たぶん出張買取のスタンダードなんだろう。
ということは、査定中に車内に置いてある他社の買取価格が置いてある名刺を見つけた査定員が他社に下回る買取価格を提示することはあるだろうか?いやない。

偶然にも1社目の査定員から1枚余計に名刺をもらっていたので、3社の買取価格を上回る210万円を名刺に記入して車内のドリンクホルダーに置いておくことにした。ワクワクが止まらないぜぇ~。

最後の1社は店舗で見積もり

夕方に最後の4社目の買取査定会社に売却予定のエクストレイルで向かった。

前項でも記載したけど車内には「偽りの買取価格を記入した他社の名刺」をドリンクホルダーに置いて準備は完璧だ。

査定員「今日はご来店ありがとうございます。すでに他社で見積もりは取っていますか?」

私「はい。ここに来る前に3社に見積もりをいただきました」

査定員「じゃあ、今日はお忙しかったんじゃないですか?」

私「車の買取査定は人生で初めてなので結構楽しめました」

査定員「それは良かったです。じゃあ他社に負けないようにウチも頑張りますよ!どれくらいなら即決してもらえますか?」

査定員はこのワードばっかりだ。全ての査定員がもれなく即決の価格を聞いてくる。

私「ここが最後の査定なので一番高かったら即決します。でも、金額を言うとそこが基準になってしまうので価格は言いません」
査定員「そうですか。じゃあ早速査定を始めますので車のキーをお借りします」

車の中には偽りの買取価格を記入した名刺があるとは知らずに査定員が車に入っていった。フッフッフ。すでに君と私の勝負は始まっているのだよ。

10分後くらいに査定が終わったらしく、査定員がニコニコしながら車から降りてきた。その表情は希望に溢れていたように感じた。

偽りの買取価格+5,000円の買取金額

査定員「査定が終わりました!」

査定前に会話をしたときに比べて元気で大きな声を出しながら査定員がこちらに歩いてくる。表情は明るく、ここで「あっ、こいつ名刺の買取価格を見たな」と察した。

査定員「車の状態も良くて、走行距離も少ないのでウチとしても是非欲しい一台ですね。しかも、丁度こういう車が欲しいという人がいるんですよ!」

私「そうなんですか。グッドタイミングですね(棒)」

営業の常套句で「今ちょうど~」というワードは使うのできっとこれは嘘に違いない。そんな言葉はどうでもいいから早く買取金額を言ってくれ。

査定員「ズバリの買取価格ですが、210万5,000円でどうでしょうか?」

偽りの買取価格+5,000円の買取価格が提示された。これは間違いなくドリンクホルダーに入れた名刺を見ている。

兎にも角にも210万円を超えた価格が提示されたので4社目の買取業者に売却することを決めた。

売買契約書を書いて数日後に売却した

価格が提示されてすぐに売却を決めて、契約書類の記入や他の必要書類をリストアップしてもらった。

公的書類は『住民票』があればOKだったので、翌日に市役所に住民票を取りに行って数日後には車を売却した。金額さえ納得がいけば手続きは全て買取業者がやってくれたので、予想した以上に簡単にことは進んでいった。

車を売却する上で一番の山場は査定・見積もりなのは間違いない。

これから車を売却する予定の人は、面倒臭がらずに複数社から見積もりをもらって最高の形で車を手放して欲しい。

複数見積は売却の基本

出張買取や引越し業者、保険の訪問相談は「せっかく来てもらったのに断るのは申し訳ない」という消費者の良心につけ込んだ営業の方法にほかならない。

相場よりも安い値段でも買取査定士の泣き落としで売却してしまい、せっかく高く売れるはずだった車を安値で手放す人は後を絶たない。

結果として買取企業の利益は爆上がりで我々消費者を食い物にしている企業がほとんど、というか情弱が養分にされるのが世の常なので「1社で決めませんか?」とか「希望額に近ければ即決してもらえますか?」といった買取査定士の甘言・策略に乗るのは基本的に悪手でしかない。

断ることは悪いことではない

出張査定士から即決をお願いされても「他の会社の見積もりと比較しないと答えられない」と答えて大丈夫。

出張査定士も「即決してくれればラッキー」くらいにしか考えていない。お金のやり取りをする営業職なんて物は断られるのも仕事みたいなところがある。相見積もりなんて当たり前だし、契約書を書く直前に保留にされることすら稀に起きたりする。

見積もりが出揃ってから「あなたの会社が一番高い買取価格を提示してくれたのでお願いします」ともう一度呼び出せばいいだけだから、買取査定士の心情や立場を考える必要は一切ない。

5月から東京都民になる

これまでの人生で主要都市部に住んだ経験はない。

今まで田舎に住んでいたから、これから都会に住む事にウキウキしている。30歳のおっさんが「都会に住むの楽しみ!」と言っている姿は滑稽かもしれないけど、何事も初めての体験をする前は心が踊るのは悪いことではないはず。

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