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【一人暮らし歴約20年】買ったけど結局いらなかったもの10選【なくても困らなかった】

一人暮らしを始めるとき、なぜかテンションが上がる。

「せっかく一人暮らしするんだから、ちゃんと揃えよう」

そう思って家電量販店やホームセンターへ行く。ネット通販も見る。そして、炊飯器、掃除機、便利そうなキッチングッズ、収納用品……いろいろ買う。

そのときは全部必要だと思っている。

ところが、一人暮らしを続けているとある日気付く。

「これ、全然使ってなくない?」

最初は便利だと思っていたのに、気付けば収納の奥。下手すると引っ越しのときに「こんなの持ってたっけ?」と再会する。

今回は、約20年間一人暮らしをしている36歳の俺が、実際に買ったものの「結局なくても困らなかったもの」を10個挙げてみる。

もちろん生活スタイルによって必要なものは違う。料理する人なら必要でも、料理しない人にはいらない。

だから「絶対買うな」という話ではない。

これから一人暮らしを始める人や、部屋の物を減らしたい人は、買い物前の参考程度に読んでほしい。

① 大きすぎる炊飯器

一人暮らしを始めるとき、とりあえず買う家電。

炊飯器。

これは分かる。問題はサイズだ。

俺も最初は「大は小を兼ねるだろ」くらいに考えていた。でも一人暮らしで毎回5合炊くことなんて、ほぼない。

誰が食うんだ。俺一人だぞ。

結局、1〜2合くらい炊いて残りは冷凍する。だったら小さい炊飯器で十分だった。

むしろ一人暮らしでは、本体サイズが小さいほうがありがたい。キッチンは狭い。電子レンジ、ケトル、炊飯器、調味料と置いていけば、一瞬でスペースがなくなる。

炊飯器そのものが不要とは思わない。

ただ、「一人暮らしだからこそ、大容量はいらなかった」というのが俺の結論。

② 大量の食器

一人暮らし開始時、なぜか食器を揃えたくなる。

茶碗、汁椀、大皿、小皿、どんぶり、マグカップ、グラス。そして来客用。

待て。

誰が来るんだ。

実際に生活してみると、使う食器はほぼ固定される。茶碗、どんぶり、大きめの皿、小皿、コップ。このくらいあれば大体何とかなる。

俺も今では、どんぶり、茶碗、コップの3つでほぼ完結している。まさに食器の三種の神器。

しかも皿をたくさん持っていると、「まだ皿あるからいいか」と洗わなくなる。

シンクに皿が増える。さらに使う。また増える。

食器の在庫が洗い物を増やしている。

一人暮らしなら、少ないくらいでちょうどいい。

③ 来客用の布団

これも一人暮らしを始めた頃に考えがち。

「友達が泊まりに来るかもしれない」

だから来客用の布団を用意する。

数年後、押し入れを見る。

いる。

ずっと誰にも使われていない布団が。

そもそも30代になると、友達が泊まりに来ること自体がほとんどない。飲んだとしても「じゃあ泊まっていくわ」より「じゃあ帰るわ」になる。

友達と会う頻度そのものも減ってきた。まして宿泊イベントなんて激レアである。

それなのに布団はデカい。収納スペースを猛烈に使う。

本当に必要になったときだけ簡易マットなどを用意すればよかった。

来るか分からない人のために、毎日収納スペースを貸していた。

布団。おまえにも家賃を払ってほしい。

④ ホットプレート

買ったときは夢があった。

焼肉、お好み焼き、焼きそば、鍋。

「これ一台あれば家でいろいろできる!」

実際はどうだったか。

最初の数回は使う。楽しい。

そして、

洗うのが面倒くさい。

本体を出す。プレートをセットする。食材を準備する。食べる。プレートを洗う。本体を拭く。乾かす。収納する。

一人分の飯を作るために、ここまでやるのがだんだん面倒になった。

最終的にたどり着いた答えは、フライパンでよくね?

一人暮らしにおいて「洗うのが面倒」は、家電を使わなくなる理由としてかなり強い。

⑤ 用途が限定されすぎたキッチングッズ

100円ショップやホームセンターへ行くと、「これ便利そう!」と思うキッチングッズが大量にある。

ゆで卵専用、野菜専用、○○カッター、○○スライサー、電子レンジ専用調理器。

買った瞬間は革命が起きた気がする。

でも数か月後。

普通に包丁を使ってる。普通に鍋で調理している。

理由は単純。専用品は「出す→使う→洗う→片付ける」が面倒だからだ。

包丁なら、切る。洗う。終了。

鍋なら、入れる。茹でる。終了。

便利になるために買ったはずなのに、便利グッズを使うための手間が増えている。

一人暮らしでは、一つで何役もできる物のほうが結局残る。

⑥ 大量の収納ボックス

部屋を片付けよう。

そう思ったときに買いがちなのが収納用品。

俺もケース、ボックス、ラック、収納カゴといろいろ買った。

そして気付いた。

物が減ってない。

収納しただけだった。

収納ボックスがあると「ここに入るから取っておこう」となる。すると物が増える。収納が足りなくなり、また収納用品を買う。

何をやっているんだ。

本当に必要だったのは収納ではなく、捨てることだった。

今では「収納用品を買う前に、中身を減らす」を先に考えるようにしている。

収納ボックスは物を消してくれない。見えなくしているだけだ。

⑦ 三角コーナー

キッチンのシンクに置く三角コーナー。

実家には普通にあった。だから一人暮らしを始めたとき、「キッチンにはこれが必要なんだろう」と思って買った。

でも使ってみると、汚れる。ヌメる。臭う。掃除する。

ゴミを入れるための物を掃除する、という新しい仕事が増えた。

一人暮らしなら生ゴミの量もそこまで多くない。小さい袋に入れて、その都度捨てるほうが俺には合っていた。

実家にあった物をそのまま一人暮らしへ持ち込む必要はない。

生活人数が違えば、必要な物も違う。

⑧ 大量のタオル

これも気付くと増える。

フェイスタオル、バスタオル、もらったタオル、何かの景品、ホテルっぽいちょっといいタオル。

捨てるタイミングが分からない。

結果、

タオルだけ異常にある。

でも一人暮らしなら、洗濯する頻度に合わせた枚数だけあればいい。大量に持っていても収納を圧迫する。

しかも古いタオルほど「掃除に使えるかもしれない」と言って取っておく。

掃除用タオル候補が10枚。

いつ掃除する予定なんだ。

古くなったら数枚だけ掃除用に残して、あとは処分する。これくらいでいい。

⑨ おしゃれすぎるインテリア

一人暮らしを始める前。

InstagramやYouTubeを見ると、おしゃれな部屋が出てくる。

間接照明、観葉植物、アート、そして用途のよく分からない謎の置物。

俺も思う。

「こういう部屋いいな」

そして買う。

最初はいい。部屋がおしゃれになる。

しかし数か月後。

ホコリをかぶっている。

掃除するときに持ち上げる。拭く。戻す。だんだん邪魔になってくる。

もちろんインテリアが趣味なら全然いい。でも俺みたいに「なんとなく部屋をおしゃれにしたい」程度なら、物を増やすより、まず部屋を片付けたほうが圧倒的に効果があった。

一番のおしゃれインテリアは、床に物がないこと。掃除が楽だし。

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36歳になってようやく気付いた。

⑩ 「いつか使う」と思って取ってある物

最後は物というより、カテゴリー。

これが一番多い。

ケーブル、箱、紙袋、昔使っていたスマホ、よく分からない部品、説明書、余ったネジ、謎のACアダプター。

全部、「いつか使うかもしれない」という理由で生き残っている。

特に危険なのがケーブル。

USBケーブルを一本見つける。「何のケーブルだ?」。分からない。ここまでテンプレ。

でも「何かのケーブルなのは間違いない」という理由で保管する。

当たり前だ。

そして5年経つ。

使わない。

結局、何年も使っていない物は、その後も使わない可能性が高い。

「いつか使う」の「いつか」は、だいたい来ない。

一人暮らしで大事なのは「何を買うか」より「何を買わないか」だった

一人暮らしを始めた頃は、「何を揃えればいいか」ばかり考えていた。

でも長く一人で暮らしていると、逆になってきた。

「これは本当に必要か?」

と考えるようになる。

一人暮らしの部屋は広くない。収納にも限界がある。

そして物が増えれば、掃除する、片付ける、管理する、最後には捨てる。物を一つ増やすたびに、小さな仕事も一つ増える。

1000円の便利グッズなら大した出費ではないかもしれない。

でもその物を何年間も部屋に置くなら、お金だけでなくスペースまで使っている。

一人暮らしでは、この「スペース代」も意外とバカにならない。

最近は「必要になってから買う」で十分だと思っている

昔の俺は、「一人暮らしなら必要だろう」と思って先に買っていた。

今は逆。

必要になったら買う。

これでいい。

来客用布団が必要になったら考える。ホットプレートを頻繁に使いたくなったら買う。食器が足りなければ追加する。

収納が必要なら、まず中身を減らしてから考える。

今はネット通販もあるし、ホームセンターも100円ショップもある。

だから、最初から全部揃える必要はない。

必要かどうか分からない物を先回りして買うより、本当に必要になってから買ったほうが失敗は少ない。

まとめ:一人暮らしは「ちょっと足りない」くらいがちょうどいい

今回挙げた「買ったけど結局いらなかったもの」は次の10個。

  1. 大きすぎる炊飯器
  2. 大量の食器
  3. 来客用の布団
  4. ホットプレート
  5. 用途が限定されすぎたキッチングッズ
  6. 大量の収納ボックス
  7. 三角コーナー
  8. 大量のタオル
  9. おしゃれすぎるインテリア
  10. 「いつか使う」と思って取ってある物

もちろん、全部の人に当てはまるわけではない。

毎日料理する人ならホットプレートが大活躍するかもしれないし、友達が頻繁に泊まりに来るなら来客用布団も必要だ。

だから大事なのは、

「一人暮らしなら必要」ではなく「自分の生活に必要か」で考えること。

俺も昔はいろいろ買った。

そして今、使わなくなった物を見ながら思う。

買う前の俺に聞きたい。

「それ、本当に使う?」

たぶん昔の俺は答える。

「使うと思う」

現在の俺。

「その『と思う』が危ないんだよ。」

一人暮らしは、物が多ければ快適になるわけじゃない。

むしろ最近は、

「ちょっと足りないくらいが、一番ラクなんじゃないか」

と思っている。必要になったら、そのとき買えばいい。それくらいのほうが、一人暮らしはたぶんラクだ。

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