スマホ

【OnePlus 9R】妥協感が否めない。約5万円で購入できるミドルハイエンドスマホ【OnePlusデビューならOK】

OnePlusは中国のスマホメーカー。

最近、日本でも発売されているOPPOのサブブランドこそがOnePlus(ワンプラス)なんだ。

サブブランドと言ってもその世界シェアは広く、特にインドのシェアは50%近い驚異の数値を叩き出しているスマホメーカー。

発売されるスマホはどれも高スペックなものが多く、スペックに対しての価格も安いものも多い。

今回はOnePlusから2021年に発売された「OnePlus 9R」を購入したので紹介する。

約5万円で購入できるハイエンドスマホ

OnePlus 9Rは中国のスマホメーカーOnePlus(ワンプラス)から発売されたミドルハイエンドスマホ。

OnePlusはかつては「フラグシップキラー」と言われていたメーカーだけど、近年では高額なフラグシップスマホを販売するメーカーになってしまった。最新モデルと購入しようとすると10万円以上もしてしまう。

しかしOnePlus 9Rは、なんと約5万円で購入できてしまう。

すでに最新モデルのOnePlus 10が発売されているので、今OnePlus 9Rを購入しようとすれば4万円台で手に入れることもできる。しかもSnapdragon870を搭載しているので2022年でもバリバリ現役で使用できるポテンシャルを持っているんだ。

OnePlus 9Rのスペック

サイズ(横×高さ×厚み) 74.1mm x 161mm × 8.4mm
重量 189g
CPU Qualcomm Snapdragon 870 5G
CPUコア数 オクタコア
メモリ(RAM) 8GB / 12GB
ストレージ(ROM) 128GB / 256GB
バッテリー容量 4500mAh
ディスプレイ 有機EL
画面サイズ / 解像度 6.55インチ / 1080 x 2400px (フルHD+)
リフレッシュレート 120Hz
カメラ画素数 約4800万画素(メイン)
約1600万画素(123°超広角)
約500万画素(マクロ)
約200万画素(モノクロカメラ)
ワイヤレス充電 非対応
防水性能 非対応

Antutuベンチマークスコア70万点

スマホの基本性能を測定ができるAntutuベンチマークテスト。

誰でも簡単に「Antutuベンチマークテスト」を計測する方法【スマホ1台で計測可能】

スマホやタブレットの処理能力を計測するできるアプリ『AnTuTuベンチマーク』 この記事ではAnTuTuベンチマークアプリのインストール方法と測定方法について紹介する。 AnTuTuベンチマークはスマ ...

続きを見る

数値が高ければ高いほど処理能力が高く、ゲームやブラウジングがサクサクできる。

OnePlus 9Rのベンチマークスコアは驚異の70万点を叩き出した。

新品5万円で購入できるスマホの中で、70万点は当然ながらトップクラス。

有機EL リフレッシュレート120Hz対応

ミドルクラスのスマホは90Hzしか出ない事が多いが、OnePlus 9Rのリフレッシュレートは120Hzに対応している。

画面も有機ELディスプレイが採用されているので、どの角度から見てもキレイでなめらかな画質。

デュアルSIMカード

OnePlus 9RのSIMスロットは2枚装着することができる。

SIMカードを2枚挿しすれば、1つのスマホで2つの電話番号を管理できるので、プライベートと仕事を簡単に分けられる。

側面マナーモードスイッチ搭載

今どきのハイエンドスマホには珍しくOnePlus 9Rの側面にはマナーモードスイッチが搭載されている。

すぐにマナーモードにできるのは地味に便利。

どんな場面でもワンアクションでスマホを無音にできる。iPhoneみたいだね。

防水・防塵非対応

OnePlus 9Rは防水・防塵に非対応。

この時代に防水非対応とかマジヤバイ。

背面ボディは磨りガラス状で汚れがつきにくい

OnePlus 9Rの背面ボディは磨りガラスが採用されていて、手触り超なめらかで質感抜群。

指紋の付着が不安な人のために、アンチグレア加工が施されている。ベタベタ素手で触っても指紋は全然目立たない。

ケースを付けなくても十分な仕上がり。さすがOnePlus。素敵。

Mi 11 Ultraとの比較

Mi 11 Ultraの背面ボディがギラッギラなのに対して、OnePlus 9Rの背面は落ち着きのある大人の雰囲気を醸し出している。

 

OnePlus 9Rの背面は凹凸が少なく、保護ケースに入れてしまえばぶつけてしまう心配も少ない。

片手で操作できる重量とサイズ感

OnePlus 9Rは重さも189gと比較的軽め。サイズも74.1 mm×161 mm×8.4 mmと男性なら片手て操作ができる。

 

手の小さい男性や女性はOnePlus 9Rを片手で操作するのは難しいかもしれないが、そこまで重くないので十分に扱いやすいと思う。

画面のアスペクト比は20:9で若干横幅が抑えられているので、OnePlus 9Rは大画面なのに持ちやすいサイズ感でまとまっている。

ゲームも動画もサクサク快適

OnePlus 9RにはSnapdragon 870が搭載されているのでゲームも動画も快適に楽しむことができる。

画面サイズも6.55インチと大画面。フロントカメラはノッチ内に配置されているのでほぼ完璧なフルスクリーンを実現している。

映像を邪魔する要素は極限まで削られているうえに、リフレッシュレートは120Hz対応で映像もヌルヌルで見ていて楽しいまである。これが5万円で買えるなんて良い時代だ。

カメラ性能は悪くないが、全体的に黄色くなる

ここからはOnePlus 9Rのカメラ性能を紹介する。

OnePlus 9Rのカメラ性能は悪くもないけど良くもない。

他のフラグシップスマホと比較すると力不足は否めないので、カメラにこだわりを持っている人にOnePlus 9Rはオススメできない。

撮影写真の比較は「Xiaomi Mi 11 Ultra」を使用しています。

【Mi 11 Ultra】2021年最高のカメラ性能。最強スペックの超ヘビー級スマホ【ロマンの塊】

2021年、ついにあのXiaomiが日本へ進出してきた。Mi 11 lite 5Gの発表はスマホオタクの記憶に新しいと思う。 そんなXiaomiのフラグシップモデルこそがMi 11 Ultraだ。 カ ...

続きを見る

メインカメラ:昼間

OnePlus 9Rのメインカメラは、全体的に黄色っぽく撮影される。

黄色系の被写体は発色良く撮影される。

しかし、空の色も黄色っぽくなるのはマイナスポイント。

上の写真は晴天時に撮影した。Xiaomi Mi11 Ultraの方が明るく撮影しすぎていて、この写真に限ってはOnePlus 9Rの方が良い写真に見える。

メインカメラ:夜景

明るい場所なら夜景でもくっきりと風景を切り取ってくれる。

しかし、若干暗い場所や一部が明るいと全体的にぼやけた印象の写真になってしまう。

広角カメラ:昼間

広角カメラは色の彩度が暴走しがち。

空の青にムラが出てしまって中央が濃く、外側が薄くなってしまっている。

こちらの写真は影の黒色に引っ張られて、全体的に暗めの仕上がりになってしまっている。

広角カメラ:夜景

望遠カメラ

メインカメラ・広角カメラは何とか使える仕上がりになってたが、望遠カメラの写真は結構ひどい。

2倍望遠

10倍望遠

10倍望遠にすると被写体がかなり荒く撮影される。

Xiaomi Mi11 Ultraの鮮明さを再確認させるような結果だった。

ポートレート撮影

ポートレート撮影もメインカメラ同様に全体的に黄色っぽく写ってしまう。

黄色系が全く無い被写体ならキレイに撮影できる。

モノクロ撮影

OnePlus 9Rにはモノクロ撮影ができて、これがなかなかに面白い。

撮影後の加工無しで上のような写真の撮影が可能。

他のスマホには無い機能なので、私も撮影時は面白くなってたくさん写真を撮ってしまった。

バッテリー持ちは連続使用で約11時間

OnePlus 9Rのバッテリー容量は4,500mAhで、スペックとしてはなかなかの大容量だ。

バッテリー計測アプリ「PC Mark for Android」で使用した結果、バッテリー残量100%→20%まで消費する時間はだいたい12時間だった。

You TubeやTikTokを一日中視聴したり、アプリゲームを長時間プレイしなければ、丸一日の使用には十分なバッテリー性能。

ワイヤレス充電非対応、しかし急速充電は爆速

OnePlus 9Rはワイヤレス充電に非対応なので、充電するには嫌でもケーブルを使う他はない。

私も久しぶりにワイヤレス充電非対応のスマホを使っているので、充電のたびに不便さが滲み出して苦しみを感じている。ちなみに上位機種のOnePlus 9とOnePlus 9proはワイヤレス充電に対応している。これが廉価版の格差。格差社会怖い。

急速充電は驚異の65W対応

ワイヤレス充電に非対応の代わりにOnePlus 9Rの急速充電は65Wに対応。

65Wの急速充電は爆速で4500mAhのバッテリー容量を0%→100%にするのに約40分しかかからない。

一般的なスマホをフル充電するには、早くても1時間30分はかかることが多いが、OnePlus 9Rは約1/3の時間で充電を完了することができる。急速充電器をもっておけばかなり安心感が強くなる。トイレでうんこしたり、風呂に入っている間に充電が完了する時代が到来してしまった。時代の進歩はしゅごい。

対応バンドは日本国内に対応

OnePlus 9Rの対応バンドは、国内3キャリアの回線全てに対応している。

対応バンド
3Gバンド HSDPA 800 / 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
4Gバンド 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8,12, 17, 18, 19, 20, 26, 34, 38, 39, 40, 41, 46
5Gバンド 78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/6

OnePlus 9Rは、5G通信に対応している。

まだまだ日本では普及しきっていないので、5G回線の恩恵を受けるのはまだまだ先だ。

Docomo
ocnモバイル
Band 1 
Band 3 
Band 19 (Docomoプラチナバンド)
au
UQモバイル
Band 1 
Band 3 
Band 18(auプラチナバンド)
Band 26
SoftBank
Yモバイル
Band 1 
Band 3 
Band 8(SoftBankプラチナバンド)
楽天 Band 3 
Band 18(auパートナー回線)

国内3キャリアのバンドに対応していれば、どの回線と契約をしていても使用ができる。

OnePlus 9Rはどのキャリア・格安Simと契約していても使用できるから、日本国内で使うなら全く問題ない。

インストールされているのは中華アプリだらけ

OnePlus 9Rを使う1番の障壁は、おそらく初期にインストールされている中華アプリの存在だ。

全く馴染みのないアイコン、開いても読めない言語。

さっさとアンインストールすればいいんだけど「これ本当に消していいんか?」と疑問に思ってしまう人も多いと思う。

だが安心して欲しい。意味の分からないアプリは全て消してしまって問題ない。

中華アプリをほとんど消してOnePlus 9Rを使っていた私が言うんだから間違いない。たぶん。

アプリクローンでLINEを複製できる

海外スマホに多く搭載されている「デュアルアプリ機能」。

対応アプリの機能を有効にすれば、1つのスマホに2つのアプリを複製できる。

上記の写真のようにLINEアプリを1つ作れるので、1台のスマホでアカウントを2つ使い分けることが可能。

複製可能アプリ

  • LINE
  • Twitter
  • Instagram など

プライベート用と仕事用に分けたり、ネカマ用のアカウントを作ったり使用用途は多種多様。使いこなすのは君だ。

OnePlus 9モデル別比較

  OnePlus 9R OnePlus 9 OnePlus 9 Pro
本体サイズ 横 74.1mm
縦 160.7mm
厚さ 8.4mm
横 74.2mm
縦 160mm
厚さ 8.7mm
横 73.6mm
縦 163.2mm
厚さ 8.7mm
画面サイズ 6.6インチ 6.7インチ 6.7インチ
重さ 189g 192g 197g
バッテリー容量 4500mAh 4500mAh 4500mAh
メインカメラ画素数 4,800万画素 5,000万画素 5,000万画素
販売価格 54,500円 82,000円 121,000円

コスパは高いが買うべき人は少ない

OnePlusシリーズは、フラグシップスマホとして一部のコアなファンからは絶大な人気を誇っている。

そんなOnePlus 9を約5万円で購入できるコスパの高さと、普段遣いであればストレスなく使用できる搭載スペックはかなり魅力的だ。

しかし残念ながらOnePlus 9Rを買うべき人、オススメできる人は少ない。

そもそも日本で販売されていないOnePlus 9Rを購入するためには、AliExpressやメルカリを使用しないといけない。スマホに高スペックを求めていない人は、そこまでしてOnePlus 9Rを購入することはしないし、スマホが好きな人は上位モデルのOnePlus 9もしくはOnePlus 9 Proを買うだろう。

OnePlusに興味を持ち始めて、初めてOnePlusのスマホを購入しようとしている人であれば、OnePlus 9Rは安いのでオススメできる。

初めてのOnePlusデビューはOnePlus 9Rで決まりだ☆

新着記事

一人暮らし

2023/3/21

一人暮らしの部屋で捨ててよかったもの【捨てろ】

一人暮らしの部屋は限られたスペースの有効活用が最重要と言っても過言ではない。 かくいう私はミニマリストとは対局の位置にいて、暮らしが便利になるなら物が増えてもいい、という思想なんだ。 しかし、いざ使ってみると「これ必要ないんじゃね?」と感じて捨てたものも多くて、最終的には部屋の中の物が洗練されていった。 今回は、一人暮らし歴14年の生活の果に行き着いた断捨離の境地について紹介する。 テレビ 最も捨ててよかったと実感したものは「テレビ」だ。 テレビはどの家庭にもあって、必需品みたいな位置づけだけど、下記のデ ...

続きを見る

オーディオ

2023/3/6

【音楽と共に眠る】寝ながらイヤホン、略して「寝ホン」とかいう超小型イヤホン【耳が痛くならない。むしろ耳栓。】

私はイヤホンについてはヘビーユーザーで、通勤時・休憩時・部屋でもほぼ常にイヤホンを使っている。 イヤホンを長時間外すときは、仕事中か寝ているときだけ。 例えこの耳が朽ち果てようと、可能な限りイヤホンをつけて生活したい。そんな私の欲望を叶えてくれたのが、巷で噂の「寝ながらイヤホン」だ。 普通のイヤホンだと耳が痛くなる。 イヤホンを装着したまま寝てしまって、耳が痛くなった経験がある人は多いと思う。 通常のイヤホンは、音質や機能性のためにパーツを多く搭載している。 多機能になればなるほど、軽量・小型化とはかけ離 ...

続きを見る

パソコン・周辺機器

2022/10/9

【多機能マウス】洗練されたデザイン、多機能。そして超高額マウス。コスパは微妙…【Logicool MX MASTER 2S】

Logicool、その名を聞いたことがない人はガジェット界隈には存在しない。 パソコン周辺機器の王様、それがLogicoolだ。 そんなLogicoolから発売されている多機能マウス「Logicool MX MASTER 2S」を楽天市場のセールで40%OFFで手に入れることができた。 この記事では、多機能マウスLogicool MX MASTER 2Sのレビューをしていく。 洗練されたデザインの多機能マウス。…でも価格高すぎぃぃ MXシリーズは、Logicool(ロジクール)の中でハイエンドガジェットに ...

続きを見る

パソコン・周辺機器

2022/8/22

【LogicoolG913 TKL】最強のゲーミングメカニカルキーボード。他のキーボードの方がコスパは高い【価格も最強】

現代人に必須のデバイスといえばパソコンであることは間違いない。 サラリーマン兼ブロガーの私にとって、パソコンは人生に最も必要な存在だ。 デスク周りを充実させる流れで、ワイヤレスキーボードをLogicoolから発売されているG913 TKLを購入した。 巷では「史上最高」と名高いG913 TKL。 というわけで、この記事でゲーミングキーボードのLogicoolG913 TKLをレビューする。 G913 TKLは価格が高すぎて目眩がする ガジェット好きならG913 TKLの価格の高さを知らぬ人はいないだろう。 ...

続きを見る

パソコン・周辺機器

2022/8/15

【PCモニターライト:Xiaomi Mijia】たぶんコスパ最強のPCモニターライト【さようなら眼精疲労】

デスク周りを充実させることにハマった。なぜなら私はブロガーだから。 Twitterでガジェットブロガーを名乗る人たちのブログやツイートを漁りに漁り回って、ついにデスクツアーの記事を作れるまでにデスク周りを充実させた。 PCモニターライトといえば「BenQ ScreenBar」という1万円超えのライトが一般的に使われているようだ。 しかし、モニターライトなんて手元を照らすことだけできればいい。それだけの機能に1万円を使うことができるだろうか?いやできない(反語) できる限り安く、そしてコードレスリモコンが付 ...

続きを見る

ガジェット 一人暮らし

2022/7/27

【デスクツアー】東京都在住サラリーマン一人暮らしブロガーのデスク周りを紹介する

私はガジェットやスマホが好きだ。 だからTwitterのフォローはガジェット系のつぶやきをしている人を中心にしているんだけど、ガジェットが好きな人はデスク周りのこだわりが強い人が多い。 そんな人達のツイートを見ているうちに「私もこんなデスク周りにしたい!」という気持ちが湧いてきた。 今回は32歳一人暮らしの底辺ブロガーのデスク周りを紹介する。 Before→Afterの写真 コンセプトもクソもないごちゃごちゃしたデスク周りから、視覚に余計なものを見せない事をコンセプトにしたデスク周りに変化した。 全体的に ...

続きを見る

-スマホ