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年間100万円を貯めた一人暮らしの節約術【「節約=我慢」の価値観は古い】

「節約」と聞くと、我慢をしないといけないの?と疑問に持つ人も少ないと思う。

その疑問に対して私が答えよう。否と。

「節約=我慢」という価値観は完全に勘違いだ。

節約は工夫次第で楽しいものにもなるし、そもそも我慢が必要な節約はストレスが溜まるから遅かれ早かれ継続できなくてやめてしまうだろう。

一人暮らし14年目のサラリーマンが実践している節約術を紹介する。

1年間で100万円を貯めた節約術

一人暮らしを続けて14年。

14年間の生活の中で培った節約術を紹介する。

一般的なサラリーマンの私自身が、これから紹介する節約術を実践することで1年間で100万円を貯めることができた。

どれも節約効果が大きいものばかりなので是非参考にしてほしい。

楽天カードをメインで活用する

楽天カードを使って楽天系のサービスを使用することで楽天ポイントを貯める楽天経済圏で生活をおくる。

楽天経済圏とは?

日常生活に必要なあらゆるサービスを楽天グループで統一するシステムのこと。

付与されるポイント還元率を高めて、買い物や固定費の支払い負担を軽減させる。

最近はポイント還元率が低下していて楽天経済圏を悪く言う人も多いけど、2022年現在のクレジットカードの中でも圧倒的なポイント還元率を誇っている。

まだまだ楽天経済圏のコスパは高い。

楽天市場での買い物の支払いで使用することが最も効果的で、ポイント還元率10%で運用することも簡単に達成できる。

つまり、「年間10万円の買い物をすると1万円分のポイントがバックされる」ということだ。

後述するけど、生活必需品などは楽天市場でまとめ買いをしてポイント還元率を高めて買い物をするために楽天カードは必需品だ。

格安SIMに乗り換える

au・Docomo・SoftBankを契約している人は、格安SIMに乗り換えることで毎月4,000円以上の節約ができる。

年間の節約金額は50,000円以上の効果がある上に、ゲームや動画を屋外でしない限りは使用感もあまり変わらない。

私自身は「楽天モバイル」を使用している。

楽天回線エリア内なら月額3,278円で高速回線が無制限で使える。

しかも楽天モバイルの料金支払いには楽天ポイントを使用することも可能。

つまり楽天経済圏で生活していれば、毎月の通信費を0円にすることもできるんだ。楽天経済圏は現代の錬金術、と言っても過言ではない。

ふるさと納税をする

ふるさと納税は、誰でも100%節約できる制度だ。

ふるさと納税とは?

本来は住んでいる自治体に納めるはずの税金を、任意の自治体に寄付することで住民税が控除される仕組み。

控除を受けられる上限は納税額によっても異なるが、控除される金額は寄付金から2,000円を引いた金額と決められている。

例えば、年収500万円の独身が6万円分のふるさと納税をした場合、翌年控除される税額は6万円-2,000円 =5万8,000円となる。

年収によって上限額は決まっていて、年収が高ければ高いほど節約効果が高くなる。

自分の納税上限額は、上記のシミュレーターで計算できる。

ちなみに上限額を超えて納税しても、割高に商品を購入してしまうだけでデメリットしか無い。

必ず納税上限額を知った上で、返礼品を申し込んでほしい。

楽天経済圏ならポイント付与もされる

楽天市場からふるさと納税の返礼品を申し込むことができる。

楽天お買い物マラソンなどのポイント倍率がアップする期間に返礼品を購入すると、実質負担の2,000円以上のポイントが貰える。

つまり住民税が実質タダになる。ふるさと納税は現代の錬金術だ。

日用品はセール時にまとめ買いをする

お米やトイレットペーパー、洗剤などの日用品の購入金額は、一つ一つは小さい金額だけど年間を通して換算すると塵積で結構大きな金額になる。

楽天市場やAmazonのタイムセール時に、まとめて購入すれば価格も安いしポイントも付与されるのでお得。

洗濯洗剤やお米はドラッグストアやスーパーで購入すると、運ぶ手間もあるからネット通販で買ったほうが金額も安くて一石二鳥。

朝食はプロテインに代替する

プロテインは万能な健康食品だ。

プロテインに含まれるタンパク質は、満腹感を感じさせる栄養素。食欲を抑えるホルモンの分泌を促進させるので、空腹感を感じづらくなって間食する回数を自然と減らすことができる。

しかも、プロテインは一杯でたった30円、牛乳を使用しても100円にも満たない。味も美味しいものが多いからプロテインを飲んだことがない人でも安心。

私は以前、朝はパン派だった。

朝食一食でパンを2つ食べると約300円も使ってしまい、コンビニで一緒に飲み物を買うと500円を超えてしまったりするので、プロテインのコスパ良さは分かってもらえると思う。

外食はしない

2020年に総務省統計局が発表した家計調査によると、一人暮らしの外食費は平均17,012円とされている。

外食費を抑えれば月に1万円以上の節約ができる。

年間換算で12万円以上の節約が見込めるので、積極的に取り組む価値はかなりある。

外食すると1回で1,000円くらいは使ってしまう。

最近はすき家や松屋といった牛丼屋も値上げされてしまって、どの飲食店に言ってもワンコインでは食事ができないようになってしまった。

外食を0にすることが難しいなら、月に使える外食費を決めることで制限をかけることで節約の意識を高めて実践できる。

職場に水筒を持参する

コンビニや自動販売機で飲み物を買う人は、今すぐにやめて水筒を購入した方がいい。

水筒に持ち運べば年間30,000円以上の節約ができる。

例えば、毎日100円のコーヒーを飲む人は、毎月3,000円を使っていることになる。

年間に換算すると36,500円以上になってしまうので、まさに塵積だ。

お茶でもコーヒーでも家で作って持っていけば、1杯10円程度の出費で抑えることができる。

水道水を飲むことに抵抗がない人なら、さらに飲み物代は安くなる。日本の浄水技術は世界一ィィ!!

テレビを捨てる

テレビを捨てることは実は節約につながってくるんだ。

テレビ番組は広告で成り立っていて、見るだけで物欲が刺激されてしまう。

なんとなく見ているドラマでも、かっこいい服やオシャレな家具をみると真似したくなってしまった経験はあると思う。

しかもテレビを持っていることでNHK受信料金の支払義務も発生してしまう。

NHK受信料金は、月額で約2,000円。1年間で換算すると24,000円近くなるから、これが無くなるだけで大きな節約につながる。

NHKは契約しない

どうしてもテレビを持っていたいけど、NHK受信料金を払いたくない人は下記の記事を参考にしてほしい。

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基本的にNHKと契約する義務は無いので、もしもNHK受信料金の集金人に遭遇しても「受信機はありません」と言い続ければOK。

電気の契約アンペアを下げる

電気代の基本料金は、契約アンペア数で変化する。

通常の契約では30Aが標準になっているけど、一人暮らしなら20Aでも不便なく使用ができる。

10A 286円
15A 429円
20A 572円
30A(契約時) 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円

30A→20Aに変更した場合、年間換算で3,432円の差額になる。

使用感が一切変わらないが、もしも何度もブレーカーが落ちるようなら古い家電を使っていて消費電力が大きくなっている可能性が高い。その場合は、新しく買い直したほうがランニングコストが小さくなるので、一度買い直しを検討してみることをオススメする。

空調はエアコンに一本化する

エアコンは電気代が高いから石油ストーブを使う、という人がいるけどエアコンで消費する電力は少ない

その理由は、エアコンは外気との熱交換で室温を調節するというポイントだ。

熱源を得るためにガスや石油を燃やすストーブと違って、エアコンは室内と外気の熱を交換しているだけだから、石油ストーブなどと比較すると3倍以上も効率的になる。

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最も重要なのは「設定気温」

エアコンを使うさいに最も大切なのが設定温度なんだ。

夏に冷房の設定温度を1℃上げると約13%、冬に暖房の設定温度を1℃下げると約10%の節電効果があると言われている。

消費電力が最も大きくなるのは「エアコンを起動して、室温を設定温度まで上げ下げするON/OFF時」なので、設定温度と室温の差が小さいほど電気代は安くなる。

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節水シャワーヘッドに交換する

節水シャワーヘッドを導入すれば、使用感は全く変わらないのに年間で1万円近い節約ができる。

一般的なシャワーヘッドは10分間使用すると水道代21円、ガス代29円の合計50円がかかってしまう。

1年間毎日シャワーを浴びると18,250円かかってしまうが、節水効果50%のシャワーヘッドに交換するだけで約1万円の節約効果がある。

5,000円の節水シャワーヘッドを購入しても、導入後100日で導入コストの元が取れるので節水シャワーヘッドは必ず用意しておきたい。

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ライトを全てLEDに切り替える

LED電球の消費電力は白熱電球の1/5程度と言われている。

しかもLED電球の寿命は約4万時間もの長寿命なので、一度交換してしまえば二度と交換する必要はない。

賃貸アパートに入りたてだと白熱電球や蛍光灯が備えつけられている場合があるので、確認してLED電球に交換することで電気代を削減することができる。

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車を手放す

自動車は年間30万以上の固定費がかかる金食い虫だ。

車本体の購入費は中古車でも100万円を超え、保険代・税金・ガソリン代・駐車場代などの維持費を換算すると毎月3万円近くなる。

つまり車を手放すだけで、年間30万円以上の固定費の削減につながるんだ。これはかなり大きい。

通勤に車が必要だ、と思っている人も引っ越しをすれば車を手放せることもある。

初期費用・家賃と「車の固定費」を天秤にかけて、車を手放せないかを一度は検討してみた方がいい。

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買い物はリュックサック+自転車

買い物のたびにビニール袋を購入しては、節約もクソもなくなってしまう。

マイバックでも悪くないけど、リュクサックを使うほうが両手も使えるので汎用性が高いのでオススメだ。

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移動は自転車にすれば、お金もかからず運動もできて一石二鳥だ。

移動手段として自転車を買うなら、ロードバイクやクロスバイクを選ぶと移動時間をかなり短縮できる。

導入のコストは大きいけど、車のガソリン代や電車代・バス代がかからなくなれば実質的に導入コストは0と考えても差し付けない。

医療保険・生命保険に入らない

民間の医療保険に加入している人は、今すぐに解約することをオススメする。

サラリーマンであれば給料からの天引きで強制的に公的保険に加入させられる。日本の公的保険はかなり手厚い内容で、他の保険に入る意味はほとんどない

高額な医療費がかかる手術や入院でも「高額療養費制度」という制度があって、自己負担額はそこまで大きくならない。

概算ではあるけど100万円の医療費が発生しても、自己負担額は10万円以下で済む。マジ日本ぱねぇ。

民間の医療保険に入るくらいなら、貯金して備えたほうが合理的だ。

サブスクリプションサービスを見直す

最近ではあらゆるサービスがサブスクリプション化、つまり月額の定額払いが導入されている。

有名所だとNetflixやAmazonプライム、Spoyifyなどが挙げられる。

私が現在契約しているサブスクサービスは下記。

  • Amazonプライム会員 年4,900円
  • Nintendo Switch Online 年2,400円
  • スポーツジム 年90,000円

以前はNetflixやAudibleを契約していたが、使う頻度が少なかったので全て解約した。

必要なくなったらすぐに解約する

「解約するの面倒くさいし後でいいや」「また利用するかもしれないから」とか理由をつけて契約しているサブスクリプションサービスがあるなら、今すぐに解約することをオススメする。

サブスクリプションサービスは、利用したくなったら再契約すればいい。

何も利用していないのにお金だけ徴収されるのは馬鹿らしいので、もしも使っていないサブスクリプションサービスがあるなら解約を検討した方がいい。

会社の飲み会への参加を控える

付き合いだけの会社の飲み会は断ってしまおう。

飲み会は1回で5,000円くらい使ってしまうから、月に何回も参加していたら絶対にお金は貯まらない。

誘われても何度も断れば、そのうち飲み会には来ないキャラとして定着する。

本当は行きたくないのに愛想笑いをしていると、あいつは飲み会が好きな奴と思われてしまう。

現代では強制飲み会はパワハラの対象になるので断ってしまっても問題ない。大丈夫だ。勇気を持って断れ。

着る服は1種類に統一する

同じ種類の服を着まわしたほうが、手持ちの服の量も少なくなるので当然コスパはよくなる。

同じシャツやを複数枚持っていれば、服をえらぶ時間も無くなるし、色落ちや汚れがついてもリカバリーのしようがある。

ユニクロやGUで全身をコーディネートしてしまえば、以降は同じ服を買い直すだけで済むから、節約効果と時短効果はとても大きい。

ヘアカットは1,000円カットを利用する

美容院に通うと毎月5,000円くらいはかかってしまう。

ヘアセットはカットよりもスタイリングのほうが重要、だと美容師の友だちが言っていたので私は安い1,000円カットを利用している。

1,000円カットをした後に自分でスタイリング剤を使ってしっかりセットするだけで、年間数万円の節約になる。

短髪の人はスタイリング剤はセット力とキープ力が高い「アリミノ フリーズキープワックス」がコスパが高いのでオススメ。

コンタクトからメガネに切り替える

一般的には、2年以上使うならメガネの方がコスパ高いと言われている。

コンタクトの中で最もコスパが良いと言われている「2weekタイプ」と1Dayタイプの費用を比較する。

  2Week 1Day

3ヶ月分(一括購入)

5,700円

(月1,900円)

13,000円

(月4,333円)

6ヶ月分(一括購入)

11,000円

(月1,833円)

23,000円

(月3,833円)

12ヶ月(一括購入)

20,000円

(月16,000円)

43,000円

(月3,583円)

表の通り、20,000円以下のメガネを購入すれば1年間で導入コストの元を取ることができる

一度に支払う金額が少ないのがコンタクトレンズ、長く使うほどお得になるのがメガネ。

コンタクトをやめられない人は、メガネとコンタクトを併用してコストを抑えることをオススメする。

コンタクトを続けるならは定額制がオススメ

コンタクトは定額制のサービスを使用すれば、月額費用をかなり抑えることができる。

diconの定額制コンタクトレンズは、安くて高品質な1Dayコンタクトレンズ。

月額1,900円で、UVカットも付いていて品質も十分。

コンタクトじゃないとダメ、という人はdiconの定額サービスを使えば月額費用をかなり節約できる。

現金を持ち歩かない

最も効果的な節約方法はお金を使わないことだ。

当たり前のことだけどお金を使う頻度を減らせば、いつの間にかお金が貯まるようになる。

例えば現金を持っているときに自動販売機を見つけて飲み物を買ってしまった経験は誰にだってあると思う。

現金を持ち歩かず無駄な買い物を減らすことで、お金は減らなくなる。

コンビニに入店しない

コンビニには誘惑が多いので、目的のもの以外を買ってしまったりする。

飲み物を買いに来ただけなのに菓子パンを買ってしまった経験は誰にだってあるはずだ。

余計な出費をする可能性があるコンビニは立ち寄らないだけで大きな節約につながる

重要なポイントは「なぜコンビニに立ち寄ってしまうのか?」を自己分析すること。

理由は人それぞれだけど、基本的には「食べ物、飲み物、お菓子、たばこ、酒、本」の6つがメインのコンビニに立ち寄る目的になりがち。

コンビニに行く理由を潰していくことが節約の第一歩だ。

最新のモデルは買わない

家電も家具もガジェットも最新作はどれも高額な商品が多い。

最近の商品はどれも高スペックなものが多く、最新モデルと型落ちモデルの差がほどんど無いことが増えてきている。

最新モデルが発表されると型落ちモデルは値下げされる事が多いので、求めるスペックと使用感に問題がなければ最新モデルと買う必要はない。

なんとなく新しいものが良いものだ、と考える価値観は見栄でしか無いので捨てた方がいい。

ストレスが溜まる節約はしてはいけない

極端に固定費削減をしようとすると、余計ストレスが溜まってしまって精神的・肉体的にも不健康になってしまう。

極端な例えになるけど、食費を節約するために1日1食にするのは愚の骨頂。

過度な節約は長続きしないから、自分のできる範囲・ストレスを感じない範囲で節約をすることが大切だ。

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