体験談

【体験談】事故物件に1年以上住み続けた感想【幽霊は弱者という考え方】

「事故物件」と聞くと悪いイメージを持っている人が多いと思う。

どのような形でも人が亡くなっているのだから、肯定的でプラスのイメージを持っている人の方が少数はだろう。

あまり印象の良くない事故物件だけど毎月支払う賃料はかなり安くなるから、金銭的なメリットは比較的大きい。これをプラスと捉えるかマイナスと捉えるかは人によりけりで私はプラスに捉える側の人間だった。

事故物件に住んで1年以上の月日が流れたんだけど、結果としては良い部屋に安く住めているから文句はない。

契約した理由は安いから

事故物件の賃料のほとんどが安く設定されている。

賃料を下げなければいけない決まりは無いみたいなんだけど、人が亡くなった事実があるから他の部屋と同じ賃料で貸し出しても精神的なストレスを懸念して契約する人がいないのが原因らしい。

確かに人が亡くなっているのに高い賃料を払って住みたいと思う人は少数はだと思うから、なんとか事故物件を契約させようとする管理会社と大家さんの作戦なんだろう。

そんな作戦にハマってしまった人間はどこのどいつだ~い?あたしだよ!

事故物件の賃料は2~3割引

管理会社と大家さんが事故物件に人を住ませるためにする賃料の値引きは20~30%が一般的な相場らしい。

人気の物件で事故物件だけどすぐに入居が見込まれる部屋は値引き額は少ないみたいなのであくまでも相場観での話でしかない。逆に人気がなければもっと安くなるけど、きっと安いのはそれなりの理由があるから事前に調べたほうが良い。

ちょっとでも怪しいと思ったら「大島てる」のサイトから事故物件を検索できる。

有名なサイトだから知っている人も多いと思うけど、情報性は確かなもので実際に事故物件に住んでいる筆者の賃貸物件も載っているんだ。

大島てるのサイトはコチラ。

事故物件の契約には時間がかかる

実際に事故物件を契約した感想としては、ほとんど通常の契約と変わりはない。違いがあるとすれば契約時の説明の時間が長いことくらいだ。

賃貸の管理会社は事故物件になってしまった賃貸を貸し出す最初の入居者には、事故物件である旨を告知しなければいけない義務がある。

筆者の時は賃貸物件の内見に同行した営業マンではなく、支店長が長々と「重要事項説明書」なる事務的な文章を読み上げる。その話の長さはなんと30分の時間を要した。

興味のない話を30分も聞き続けるのは私にとっては苦痛でしかなく、事故物件に住むことよりも延々と事務的で抑揚のない話を聞いている方が辛い。思い出すだけでもうんざりする。

きっと説明をしてくれた支店長も同じ思いだったに違いない。不憫な者同士が長時間机を挟んで話している様は傍から見れば滑稽だったかもしれない。

その30分の説明の中に幾度となく登場したワードが「心理的瑕疵」という言葉だった。なんやそれ?

心理的瑕疵には告知義務がある

「心理的瑕疵」とはなんぞや?と思って調べてみたら、その賃貸に住む人の「心理的なストレスになる可能性のあること」を指すようだ。

例えば、以前住んでいた人が亡くなったとか、墓地を埋め立てた土地に建てた建物だとか、過去に事件や事故があったとか、賃貸物件に住む人が嫌悪感を感じてストレスになる可能性があるならば、管理会社と大家さんは入居希望者に事前に説明しなければいけない。

事故物件に入居契約するには、賃貸契約書の締結の他に「重要事項説明書」という書類に説明を受けた上で合意する必要があるらしい。

管理会社が事故物件である事を説明して入居者は承諾をいましたよ、という証明書になるわけだ。

1度人が住めば事故物件表示はしなくていい

改めて調べてみると、事故物件になったあとに人が一度でも住めば、管理会社は賃貸に事故物件の表示をする必要はないと、天下のGoogle先生が仰っていた。

事故物件の表示をする必要がないということは告知の義務が要らないということで、噂によると事故物件の表示を無くすためのアルバイトもあるらしい。

真っ当なアルバイトではなく、あくまでも希望入居者という形で賃貸契約をさせて1ヶ月~3ヶ月で退去してもらい、次回以降の入居希望者には事故物件である告知をしなくてもいいようにするための裏バイトのようだ。

本当かどうかは分からないけど、火のない所に煙は立たないと言うし今は無くても昔にはあったかもしれない。こういう都市伝説的な話って面白いよね。信じるか信じないかはアナタ次第(キリッ

事故物件は内装はキレイ

初回の内見のときに思った感想は、部屋の内装がメチャメチャ綺麗だと感じた。

壁紙は全部屋新品に貼り直されていて、フローリングもピカピカ、シンクや浴室などの水回りも新しく交換してあって「本当にこんなに安い賃料で住んでいいの?」って思ってしまった。

管理会社目線で考えてみると事故物件っていうマイナスポイントを帳消しにするために賃料を安くして部屋を綺麗にするのはとても理にかなっていると思う。

そんなこんなで管理会社の思惑にハマってしまった私は内見をしたその日のうちに事故物件への入居契約を済ました。

入居初日はやっぱり怖い

いざ契約を済ませて入居日に一人で事故物件に行ってみると多少なりとも怖いと感じた。

初回の内見は管理会社の同行があったし、今まで事故物件に住んだことはないし、いざ一人になると怖いものは怖いよね。

でも引っ越しが進むにつれて家具家電が部屋に増えてくると、怖さはドンドン無くなっていって入居2日目からはもう恐怖感は全く無かった。室内に生活感が溢れてくると自分のテリトリー感が増すし、テレビや音楽などを部屋で垂れ流すことで恐怖も寂しさも感じなくなる。やっぱり文明の利器は最高。

幽霊は家賃を払っていないから私の方が立場が上

筆者が事故物件に住み始めて一番不安に思ったのが幽霊の存在だ。今まで一度も見たことは無いから存在を信じている訳ではないけど、事故物件=幽霊の連想はきっと誰でもするだろう。

しかし事故物件に住むことで、なんと筆者は幽霊に対して有利になるマインドを手に入れた。

部屋の家賃を払っているのは私なのだから、1円も払っていない幽霊が私を困らせるのはおかしい。

私に迷惑をかけるのであれば家賃を払ってからにしろ!

屁理屈かもしれないけど自分の部屋で勝手に幽霊がのさばっているのなら家賃の半分くらいは払って欲しい。

もしも部屋に幽霊が出てきたら説教をしてやろうと思っている。今の所は幽霊が出現したことは無いから杞憂に終わっている。

1年経って快適だから今の所は大満足

事故物件に住んで1年の月日が経ったわけだけど特に異常なことは起こることがなく、ただ家賃の安い綺麗なアパートに引っ越しをして快適に暮らしている。

結果的に満足のいく内容だけど噂によると事故物件の状態はピンきりで、部屋に入った瞬間に寒気や違和感に襲われる物件もあるらしい。実際に住むとすれば自己判断と自己責任でお願いしたい。

自分の感覚と本能を信じて決断して欲しい。

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さようなら事故物件。機会があればまた住みたい。

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