体験談 生活・悩み

【体験談】36歳独身、結婚したいのか自分でも分からない

俺、36歳、独身。

「結婚したい?」と聞かれても、俺はすぐに答えられない。絶対にしたくないわけではないが、今すぐしたいとも言い切れない。

18年間続けてきた一人暮らしと、以前マッチングアプリで経験した失敗を振り返りながら、なぜ自分の結婚願望が分からないのかを考えてみる。

結論|結婚したくないのではなく、結婚したいか分からない

今の答えを表にすると、こうなる。

問い今の俺の答え
今すぐ結婚したいか分からない
一生独身でいたいか分からない
現在の一人暮らしは快適か快適
誰かと暮らせると思うか想像しにくい
子どもが欲しいか今のところは欲しくないが、将来は分からない
現在、恋愛を必要としているか必要としていない
いい相手がいても結婚しないかそこまでは決めていない

我ながら、ほとんど回答になっていない。

それでも、分からないものを無理やり「結婚したい」か「一生独身でいい」のどちらかへ寄せるよりは正直だと思う。

俺は結婚を拒否しているのではない。結婚する理由を、まだ自分の中で見つけられていない。

18年間の一人暮らしで、結婚しなくても生活が成立している

俺は18歳から一人暮らしをしている。現在36歳なので、人生の半分を一人で暮らしてきた。

飯を用意する。洗濯する。掃除する。生活費を管理する。得意かどうかは別として、一人で生きるために必要なことは自分でやっている。

仕事から帰って玄関を開ける。誰もいない。静かで落ち着く。休日に何をするかも、何時に飯を食うかも自分で決められる。

一人暮らしがつらくて、誰かと暮らしたいわけではない。現在の生活だけを見れば、結婚しなければ解決できない問題が思い浮かばない。

だから、結婚へ向かう強い理由も生まれにくい。

一人暮らしが長くなり、共同生活そのものを想像しにくくなった話は別の記事に書いた。

【36歳独身】一人暮らし18年。もう誰かと暮らせる気がしない18歳から一人暮らしをしている。

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結婚より、誰かと同じ家で暮らし続けることが不安

こんな俺でも3年前に同棲を試みたことがある。

しかし、長年一人暮らしをしてきた影響なのか、同じ空間にずっと人がいることへの違和感がすごかった。

相手が嫌いだったわけではない。一人になりたくても、家の中に誰かがいる。その状態に慣れなかった。

もし結婚して同じ家で暮らすなら、別々に過ごせる部屋は欲しい。

どうやら俺のような人間が俺以外にもいるらしく、週末だけ会うだけなど、お互いに基本的には別々に住む「別居婚」という形もあるらしい。そういうのもあるのか……。

それなら自分が考える結婚の形に近づく可能性はある。

俺は結婚が嫌なのではなく、常に同じ家で暮らすことが不安なのかもしれない。

マッチングアプリで、結婚に対する温度差が見えた

以前、俺は興味からマッチングアプリを始め、そこで知り合った女性と会っていた。

俺は、まず誰かと会ってみたいという感覚だった。一方、彼女は結婚相手を探していた。

あるとき、「将来のことをどう考えているのか」という内容で、真剣に話し合う機会が増えた。

俺はまだ結婚することを考えていない、相手は将来結婚ができる人と付き合いを続けたい、という二人ともゴールが反対に向いている状態だったため、結局、その後すぐに別れた。

彼女が悪いわけではない。結婚相手を探しているなら、相手に将来の意思を確認するのは当然だと思う。

問題は、結婚という目的地を決めている人と、とりあえず改札を通った俺が同じ電車に乗ろうとしたことだった。

最低な話だけど、この出来事は当時かなり悩んだはずなのに、時間が経つと、カレンダーとLINEの履歴を見返すまで忘れていた。昔の悩みが時間とともに小さくなった話にも、この経験を書いている。

【考えすぎる人へ】1年前の悩み、覚えてる?俺は忘れていた

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現在、俺はマッチングアプリを使っていない。

付き合った相手には結婚願望があったのに、俺にはなかった。この状態で同じことを続けるのは、結婚相手を探している人に失礼だと思ったからだ。

今は、恋愛自体を必要としているわけでもない。

また利用するとしたら、俺自身が本気で結婚を視野に入れて誰かと付き合いたいと思ったときだと思う。

大切なのは「結婚したいか」ではなく、「その人と暮らしたいか」なのかもしれない

相手がいない状態で「結婚したいか」と聞かれると、したいとは思っていない。

自分の時間が減る。金の使い方を相談する。住む場所や休日の過ごし方をすり合わせる。そう考えると、今の自由な生活を変える理由が見つからない。

ただ、実際の結婚は制度だけでするものではなく、具体的な相手がいる。

「結婚したいか」には答えられなくても、「この人と今後も一緒にいたいか」なら、その人と出会った後に考えられるのかもしれない。

順番としては、結婚したいから相手を探す人もいる。相手と過ごした結果、結婚を考える人もいる。

俺はたぶん後者に近い。ただし、まだ実例がないので、自分でも確信はない。

条件を書き出すと、俺はなかなかの不良物件だった

どんな相手なら結婚を考えられるのか。今の俺が思いつく条件を書き出してみた。

  • 一人の時間を尊重してくれる
  • 金銭感覚が近い
  • 山奥での生活に理解がある
  • 同じ家でも別々に過ごせる
  • 40歳で会社を辞める計画を否定しない

書き出してみると、俺はなかなかの不良物件な気がしてきた。

どれも今の生活や将来の計画を守るための条件であり、相手に合わせて自分を変える話が一つもない。

結婚すれば、二人で生活を調整する必要がある。それなのに俺は、結婚後も現在の自由をなるべく失いたくないと思っている。

結婚したいか分からない理由の一つは、誰かを嫌っているからではなく、今の生活を変えたくないからなのだと思う。

結婚しても、40歳で会社を辞める計画は変えたくない

俺は40歳までに資産5,000万円を作り、会社を辞めたいと考えている。退職後は、山奥で静かに暮らしたい。

この5,000万円は、世帯全体ではなく俺一人の資産目標である。

結婚したとしても、40歳で会社を辞めたい。共働きを前提にし、生活費や資産も一つの財布へまとめたくないと思っている。

相手が山暮らしを嫌がるなら、当然だけど最初から付き合わない。結婚と退職のどちらを優先するかは分からないが、今の俺なら多分、退職を優先する。

つまり、結婚するなら人生計画を書き直すというより、現在の計画に理解のある相手に巡り合う必要がある。

我ながら条件が多い。それでも、結婚するためだけに40歳以降の生活まで諦めたら、相手のせいにして後悔する気がする。

資産計画はある。結婚の計画表は白紙なのに、変更不可の項目だけは多い。

【人生】40歳で会社を辞めたい|資産5,000万円を目指している理由

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幸せそうな夫婦を見ると心は揺れる

忘年会などで同級生夫婦に会い、幸せそうにしている姿を見ると、「結婚もいいのかもしれない」と思うことがある。

自分にも一緒に人生を過ごす相手がいたら、今とは違う楽しさがあるのかもしれない。

ただ、普段の生活では、独身でよかったと思う場面のほうが分かりやすい。

休日を自由に使える。投資や大きな買い物を自分だけで決められる。急にジムやキャンプへ行きたくなっても、誰かと予定を調整する必要がない。

夫婦を見た瞬間には結婚へ少し心が動き、自分の生活へ戻ると一人の自由に安心する。

どちらも本音だから、答えが決まらない。

今は平気でも、将来も一人で平気かは分からない

俺は一人でいる時間が好きだ。休日に誰とも会わなくても、今のところ大きく困っていない。

しかし、50歳や60歳になった俺が同じように感じる保証はない。山奥へ移ったら寂しくなるかもしれないし、ならないかもしれない。

将来の孤独が怖いから結婚したい、と考えるのも少し違う気がする。自分が寂しくならないためだけに、相手へ一生を付き合ってもらう話ではないと思う。

一方で、「俺は一人が好きだから老後も絶対に平気」と決めつけるのも早い。

結局、未来の孤独についても答えは分からない。結婚を考えるほど、分からない項目が順調に増えていく。

30代になって友達と会う回数が減っても、意外と困っていない現在の感覚については、別の記事にまとめている。

【36歳独身】友達と会う回数が明らかに減った。でも意外と困ってない

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今決めるのは、結婚の答えではなく自分の現在地を隠さないこと

結婚したいか分からない状態そのものは、すぐには変えられない。

今は恋愛を必要としておらず、マッチングアプリも使っていない。だから、結婚するためだけに無理に行動するつもりはない。

ただし、今後マッチングアプリで結婚相手を探している人と会うなら、「自分は結婚を前提に活動しているのか」は早めに伝えたほうがいい。

分からないことより、自分の現在地を伝えないまま相手にも期待させることのほうが問題になる。以前の俺は、結婚への考えを整理できないまま付き合っていた。

もし今後もう一度誰かと付き合うなら、少なくとも次の現在地は伝える必要がある。

  • 子どもは今のところ欲しくない
  • 一人の時間と、できれば別々に過ごせる部屋が必要
  • 40歳で会社を辞め、山奥で暮らしたい
  • 資産や生活費を一つの財布へまとめたくない
  • 結婚したいかは、まだ分からない

全部に今すぐ答えを出せなくてもいい。ただ、相手がいる話になったら、「分からない」で放置はできない。

結婚するかは決められなくても、自分の現在地は伝えられる。

まとめ|36歳でも、分からないものは分からない

36歳独身の俺は、結婚したいのか自分でも分からない。

18年間の一人暮らしは快適で、同棲したときには、同じ空間にずっと人がいることへ強い違和感があった。

40歳で会社を辞め、山奥で暮らす計画も変えたくない。その一方で、幸せそうな同級生夫婦を見ると、結婚もいいのかもしれないと思う。

将来も一人で平気なのかは分からない。いい相手と出会っても結婚しない、と決めているわけでもない。

今の答えは、無理に二択へ当てはめず「分からない」でいいと思っている。

ただし、誰かと付き合うなら、その曖昧さまで共有する。結婚したい相手の時間を、自分の迷いに巻き込むのはあまりにも失礼だ。

俺は結婚を諦めたわけではない。まだ、したいと決めてもいない。

36歳としては頼りない回答かもしれないが、分かったふりをするよりは、多分ましである。

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